iOS15ベータ3、iPhone13 ProのProRes撮影に対応

Apple iPhone13 Pro ProRes

Apple iPhone13 Pro ProRes
 
iOS15.1ベータ3では、iPhone13 ProとiPhone13 Pro MaxでProRes撮影が利用可能になっています。4K撮影にはストレージ容量256GB以上のモデルが対応しています。

ストレージ残量から撮影可能時間を計算し表示

現地時間10月6日にリリースされたiOS15.1ベータ3では、iPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxで、忠実な色再現と低い圧縮率で放送に使えるクオリティのProResフォーマットでのビデオ撮影が可能になっています。
 
ProRes撮影は「設定」アプリで「カメラ」>「フォーマット」から、「Apple ProRes」のトグルスイッチをオンにすると有効になります。
 
iPhone13 Pro ProRes
 
ProResが有効になると、カメラアプリのビデオモードで「ProRes」のボタンが表示され、ストレージ残容量をもとに撮影可能時間が表示されます。
 
iPhone13 Pro ProRes
 
ProResフォーマットには、ProRes Proxy、ProRes LT、ProRes 422、ProRes 422 HQといったタイプがありますが、ProRes撮影を試した米メディア9to5Macのジェフ・ベンジャミン記者によると、現時点ではProRes 422HQ以外は選択できないとのことです。
 
なお、高機能ビデオ撮影アプリFilmic Proは、ProRes撮影への対応を開始しています。

4KでProRes撮影なら1分間で6GB

10ビットHDRでProRes撮影した1分間の動画は、HD画質で1.7GB、4Kなら6GBの大容量になります。
 
ProRes撮影が利用できるのはiPhone13 ProとiPhone13 Pro Maxのみで、ストレージ容量256GB以上のモデルでは4K・30fpsまたは1,080p・60fps撮影ができますが、128GBモデルでは1,080p・30fpsに限定されます

マクロモードオフも可能に

iOS15.3ベータでは、マクロモードをユーザーがオフに設定可能になっています。以前は被写体が近くにあると自動でマクロモードがオンになっており、オフにできないことへの批判の声もあがっていました。
 
マクロモードに切り替わる際に画面が揺れるため、違和感をおぼえるユーザーが多かったと思われます。

 
 
Source:9to5Mac
Photo:Apple
(hato)

 
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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