「iPhone」でのGoogle検索数、iPhone5をピークに減少傾向
最近販売が開始されたiPhone13シリーズも好調が伝えられるなど、AppleのiPhoneシリーズの売れ行きは好調だといえます。
しかしながら、世の中の人々が「iPhone」という単語を使ってGoogle検索をおこなっている回数は年々減少傾向にあるようです。
iPhone5をピークに減少傾向
統計データプラットフォームのStatistaは、Googleトレンドのデータを利用し、2007年以降「iPhone」という単語がGoogleで検索された回数の統計を取りました。
その結果、iPhone5の発売時をピークとして徐々に「iPhone」での検索回数が減少傾向にあることがわかりました。
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グラフの縦軸は、iPhone5登場時のピークを100としたときの相対的な検索回数を示しています。
iPhone12シリーズの登場時と同様、iPhone13シリーズの登場時も減少傾向は変わらなかったようです。
真のイノベーションが起きていないことが原因?
Statistaのフェリックス・リヒター氏は、原因としては新型コロナウイルスによる影響も考えられるとしながらも、iPhone5の頃に比べてiPhoneの熱狂的なファンが減少している可能性があるとしています。
また、スマートフォンの世界で真のイノベーションが起きていないことを示しているのかもしれないとのことです。
Android Centralも、最近のスマートフォンはカメラばかりに注力していて、ほかのイノベーションが起きていないことを危惧しています。
ただし、iPhone12シリーズが過去最高の販売台数を記録する見通しだったり、iPhone13シリーズの販売も好調であったりするなど、iPhoneの売上高は依然として増加傾向にあります。