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2021年9月26日 19時07分

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【実機比較】iPhone13 miniとiPhone SE(第2世代)~カメラ機能

iPhone13 mini SE


 
コンパクトなiPhoneでも綺麗な写真を撮ってSNSで共有したい、日々の記録を鮮やかな写真で残したいといった声は強くあります。そのためiPhone13 miniのカメラ機能は前モデルからも着実な進化を遂げ、iPhone8と同等のカメラ機能を持つiPhone SE(第2世代)とは差がついています。

2つのレンズ

iPhone13 miniには広角レンズ超広角レンズの2つのレンズが搭載されており、iPhone SE(第2世代)には広角レンズが1つ搭載されています。そのため13 miniではSEに比べてより広い画角での撮影が可能になっています。
 
iPhone mini 13
 
iPhone mini 13
 
上の2枚の写真が13 miniの広角レンズと超広角レンズ、それぞれで撮影した写真です。同じ撮影場所から同じアングルで撮影したのですが、超広角レンズでは撮影できる範囲が格段に広がります。撮影場所の関係で超広角レンズでの撮影でも周囲の木々が映り込むだけの残念な写真になったのですが、画角の違いは同じ場所から撮影しても写真の印象を大きく変えます。
 
iPhone SE
 
ちなみに上の写真はSEで撮影したものです。13 miniの1枚目と写っている範囲はそれほど変わらないのですが、焦点距離が微妙に異なる(13 mini:26ミリ、SE:28ミリ)ため、撮影されている範囲はSEの方が少し狭くなっています。

写真の明るさ

13 miniのレンズ(広角)のf値は1.6、SEはf値1.8となっており、13 miniの方が明るい写真が撮影できます。また同じ条件で撮影していても自動で設定されるISO感度が13 miniとSEでは異なります。これらの違いからか、13 miniで撮影した写真とSEで撮影した写真は、同じ12MPのデジタルカメラとして撮影しても、出来上がりに微妙な違いがでます。
 
iPhone13 mini
 
iPhone mini 13
 
上記写真は上が13 miniで撮影したピザ、下がSEで撮影したピザです。それぞれ撮影後の編集は一切していない状態ですが、微妙な色の違いが確認できます。13 miniで撮影したピザはコーンの黄色とケチャップの赤が鮮やかに再現されており、SEで撮影した写真はほんの少し暗く、僅かながらくすんだ色合いになっています。SNSなどで評価されやすい、より印象的な写真が撮れるのが13 miniといってよさそうです。
 
またiPhone 12シリーズではProモデルにしか搭載されていなかったDeep Fusion機能が13 miniにも搭載されており、写真をさらに鮮明にする役割を担っています。この点もSEで撮影する写真との違いにつながるでしょう。

接写の違い

前述のように13 miniとSEではレンズのf値が異なり、この違いが被写体に近づいて写真を撮影する場合の画像の違いに出てきます。f値1.6の13 miniのレンズはSE(f値1.8)より浅い被写界深度での撮影が可能であり、ピントのあった被写体を周囲から浮かび上がらせる効果が期待できます。
 
iPhone13 mini
 
iPhone SE
 
小さな花に近づいて撮影した写真ですが、上が13 mini、下がSEで撮影したものです。これも一切編集していない写真ですが、色合いも微妙に異なります。そして背後の花のボケ具合も違うことがわかります。
 
iPhone13 mini SE
 
背後の花を拡大するとボケの具合が13 mini(左)で強くなっていることが確認できます。13 miniとSEの微妙なレンズの違いが、撮影した写真の仕上がりにもはっきりとした違いをもたらします。

ナイトモード

13 miniはiPhone 11から搭載されているナイトモードに対応します。SEでは対応していないモードであり、両機種で暗い環境で撮影した写真に大きな違いが出てきます。暗い場所ではカメラアプリが自動でナイトモードに切り替え撮影するのですが、ナイトモードでは1度のシャッター操作で複数枚の写真を撮影し、それを自動で合成することで夜でも明るく、鮮明な写真が撮れる仕組みとなっています。
 
iPhone13 mini
 
iPhone13mini
 
iPhone SE2
 
iPhone SE2
 
上2枚が13 miniでの撮影、下2枚がSEで撮影した写真です。これも編集していない状態ですがその差は歴然です。ナイトモードは明るい場所を鮮明に映し出し、暗い場所を無理に明るくしようとせずに再現します。一方、SEで撮影した写真は明るい場所も暗い場所も、ノイズ処理を行っているためかぼやけてしまっています。夜の撮影はシャッタースピードが遅くなるため、手振れを減らすためにしっかりiPhoneを保持しなければいけないのは同じですが、ユーザーが意識せずに夜でも鮮明な写真が撮影できるのはナイトモードを搭載する13 miniのメリットかもしれません。

コンパクト機種でも性能差は歴然

カメラ機能を比べるとiPhone13 miniとiPhone SE(第2世代)の差は歴然です。また 【実機比較】iPhone13 miniとiPhone SE(第2世代)~本体スペック で比較したように、スペックの違いも大きくなっています。その差がそのまま価格差(12 mini:86,800円、SE:49,800円)に表れているのは事実です。少し本体価格は高めですが、iPhone13 miniで最新機種の機能、性能を存分に楽しむか、購入価格を抑えてiPhone SE(第2世代)のスタンダードな機能を徹底的に使いこなしていくか、今回の比較記事がその選択の参考になればと思っています。
 
 
(KAZ)
 
 

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