Macでのスキャナ使用時のエラー表示、macOS 11.6で修正
Macでスキャナの使用時に「アプリケーションを開くためのアクセス権がありません」と表示される問題が、新たなmacOS Big SurのアップデートであるmacOS 11.6で修正されたことが明らかになりました。
「最新のmacOSアップデートをインストールしてください」との表記が追加
スキャナに接続してスキャンを開始しようとした場合に、「アプリケーション “[スキャナドライバの名前]”を開くためのアクセス権がありません」というメッセージが表示されることがある問題が報告されていました。
Appleは8月下旬の時点で、以下の手順で問題解決を図るよう、サポートページに記していました。
- 開いているAppがある場合は終了します。
- Finderのメニューバーから「移動」>「フォルダへ移動」の順に選択します。
- 「/ライブラリ/Image Capture/Devices」と入力し、「return」キーを押します。
- 開いたウインドウで、エラーメッセージに表示されていた Appの名前をダブルクリックします。これは、スキャナドライバの名前です。そのAppを開いても何も起こらないはずです。
- ウインドウを閉じて、スキャンに使っていたAppを開きます。新しいスキャンが通常通りに進行するはずです。後で別のAppからスキャンすることにした際に同じエラーが表示された場合は、上記の手順を繰り返してください。
Appleは、現地時間9月22日付けで同サポートページを更新しており、「この問題を解決するには、最新のmacOSアップデートをインストールしてください」との表記を加えています。
macOSをアップデートするには、以下の手順に従います。
- 画面の左上隅にあるAppleメニューから「システム環境設定」を選択します。
- 「ソフトウェア・アップデート」をクリックします。
- 「今すぐアップデート」または「今すぐアップグレード」をクリックします。
Source:MacRumors, Apple [1], [2]
(lexi)