macOS 11.6が一般向けにリリース、重要なセキュリティアプデ
AppleはmacOS 12 Montereyのベータテストを続けていますが、新たなmacOS Big SurのアップデートであるmacOS 11.6をリリースしました。2つの重要なセキュリティアップデートが含まれています。
macOS Catalina向けのアップデートも公開
Appleは現地時間の9月13日、iOS14.8とwatchOS7.6.2とあわせて、macOS 11.6をリリースしました。リリースノートには、2つの主なセキュリティアップデートの内容が記されています。
コアグラフィックス
対象製品:macOS Big Sur
影響:悪意を持って作成された PDF を処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Appleは、この問題がすでに悪用されている可能性があるという報告を認識しています。
説明:入力検証の改善に伴い、整数オーバーフローが修正されました。
WebKit
対応機種:macOS Big Sur
影響:悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があります。Appleは、この問題がすでに悪用されている可能性があるという報告を認識しています。
説明:Use After Freeの問題は、メモリ管理の改善により解決されました。
macOS 11.6のビルド番号は「20G165」で、すべてのユーザーが利用可能となっています。
加えて、macOS Catalina向けのセキュリティアップデート「2021-005 Catalina」も公開されています。
Source:Apple [1], [2] via 9to5Mac
(lexi)