億万長者描くApple TV+の新作、ジュリアン・ムーアに続きジョン・リスゴーの名も

ジョン・リスゴー

ジョン・リスゴー
 
Apple TV+で公開予定のスリラー映画「Sharper」に、映画や舞台で数々の賞を受賞している名優ジョン・リスゴーが参加することが分かりました。

ジュリアン・ムーアに続く大物を発表

ジョン・リスゴーは、映画や舞台を問わず活躍している老練の俳優で、これまでにアカデミー賞やトニー賞、エミー賞など数々の賞を受賞、またノミネートされた経験を持ちます。
 
映画「インターステラー」「猿の惑星: 創世記」では主人公の父親役、米Foxニュースでのセクハラ問題を取り扱った映画「スキャンダル」では傲慢なロジャー・エイルズ元最高経営責任者(CEO)を演じるなど、脇役ながら確かな存在感を銀幕で見せつけています。
 

 
今回彼が加わることになった、ジュリアン・ムーア主演のスリラー映画「Sharper」は、6月に詳細を明らかにしたAppleによれば「米マンハッタンの億万長者の世界を舞台に、ムーア演じる詐欺師を描く」物語なのだそうです。撮影は9月13日より米ニューヨークで始まる予定です。
 
ジュリアン・ムーアは作家スティーブン・キングとJ.J.エイブラムス監督の「リーシーの物語」、ジョン・リスゴーもマーティン・スコセッシ監督の「Killers of the Flower Moon」で、ともにApple TV+の作品に出演しています。

製作を手掛けるのは気鋭のA24

「Sharper」を手掛けるのは、製作・配給会社として名高いA24です。良質な作品で知られる同社はこれまでにも「ヘレディタリー/継承」「レディ・バード」「ミッドサマー」といったヒットを世に送り出してきたほか、Appleとも複数年のコンテンツ契約を結んでおり、すでに「Mr.コーマン」「オン・ザ・ロック」をApple TV+に提供しています。
 
A24は25億ドル〜30億ドル(約2,750億円〜約3,300億円)で売却先を探しているようで、Apple TV+をさらに普及していきたいAppleも買収に食指を動かしているのではないかと噂されています。
 
 
Source:iMore,Deadline
Photo:YouTube/JFK Library
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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