AppleのAR/VRヘッドセット、利用にはiPhoneが必要か

Apple VR view

Apple VR view
 
海外メディアは現地時間9月2日、Appleが開発中の拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセットの利用にはiPhoneが必要となる見込みだと報じました。

Appleのヘッドセット

Appleは、2022年にもAR機能等を搭載したヘッドセットを発売すると予想されており、どのような仕様になるのか注目されています。
 
海外メディアのThe Informationは2021年2月、Appleが将来の販売に向けて開発を進めているヘッドセットは、VRとARを組み合わせた複合現実(MR)に対応するものだと報じました。

利用にはiPhoneが必要か

The Informationは現地時間9月2日、AppleのAR/VRヘッドセットを利用するためには、iPhoneを携帯する必要があると報じました。
 
Appleは昨年にはヘッドセットのデザイン等に取り組み、試作品製作の準備を進めていた模様で、匿名の関係者は台湾TSMCがチップの生産を行っており、量産には少なくとも1年は必要だろうとコメントしています。
 
The Informationによると、AR/VRヘッドセットに搭載される予定のチップは、iPhone等に利用されているものよりも性能が劣り、機械学習専用コアのNeural Engine等は搭載されないとみられています。
 
その結果、ヘッドセットでAR/VR機能を利用するためには、iPhone等との無線通信が必要になると予測されています。

イメージセンサー製造に苦戦

また他の関係者は、Appleは既にイメージセンサー等の設計を完了しているものの、通常よりも大きなものとなっており、TSMCはイメージセンサー用チップの製造に苦戦している模様だと言及しています。
 
AppleのAR/VRヘッドセットの発売時期や具体的な仕様等の詳細については、今後の続報が待たれます。
 
なお、AppleはAR/VRヘッドセットに加え、メガネ型デバイスの開発を進めていると言われています。
 
 
Source:The Information via 9to5Mac
Photo:Appledsign/Facebook
(seng)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

特集

目次