スマホと自宅の光回線、契約一本化でどれくらい安くなる?疑問をIIJmioに聞いてみた[PR]
iPhoneなどスマートフォンやタブレットで使うモバイル回線と、自宅用の光ファイバー(光回線)を同じ事業者で契約すると、「セット割引」として毎月の利用料金から割引されます。モバイル回線の契約ギガ数によっては、セット割引だけでその料金をカバーすることも可能です。
IIJmioモバイルサービスを利用中の筆者が、光回線もIIJmioひかりにするとどれほどお得になるか、調べてみました。
IIJmioギガプランを利用中、光回線もIIJmioにするとどれだけ安くなるのか?
筆者はモバイルサービス、光ファイバーサービスともに長年IIJを利用中。モバイル回線は、今春提供開始された「ギガプラン」を利用中で、自宅回線は20年以上前からIIJの個人向けプロバイダーサービスIIJ4U(現在はIIJmioに統合)と、NTTの光ファイバーサービスであるBフレッツとの組み合わせで利用しています。
ギガプランでは、加入していたファミリーシェアプランより月額料金が安くなったのに利用できるギガ数が増え、通信品質は変わらないことにとても満足しています。最近はキャリアでも対応し始めたeSIMでの契約ですが、IIJmioでは2019年よりeSIM対応プランを提供しています。
また、ギガプランへの移行時に新型12.9インチiPad Pro用として、データ通信専用のeSIMを追加契約しました。思いのほか手続きが簡単だったことも良い点ですが、Wi-Fiモデルを利用中のiPadユーザーの方には特に、Wi-Fi+セルラーモデルのiPadにモバイル回線を設定しておけば”Wi-Fiを探さなくてもいつでもネット通信ができる“点がおすすめです。
筆者も、11インチiPad Proと併用する2台目のiPad Proとなる新型12.9インチiPad Proは当初、Wi-Fiモデルを検討していましたが、IIJmioのギガプランで最も安いeSIMなら2ギガを月額440円(税込)で利用できることからWi-Fi+セルラーモデルを購入しました。
iPhoneでも、対応機種であればeSIMプランが利用できます。おそらく今年発売されるiPhone13シリーズ(仮)も対応するでしょうから、iPhone13 Pro(仮)を買ったら、開通手続きが簡単で安いeSIMに移行しようと検討中です。
筆者がIIJmioを利用している理由は、値段の安さだけではありません。
格安SIMサービスを利用していると、新型iPhoneなどに買い替えたり、OSのメジャーアップデートの際に正常に動作するか不安になるところですが、IIJmioは、同社エンジニアによる公式ブログ「てくろぐ」を通じて、いち早く最新iOS/iPadOSでのサービス動作状況や技術面でのサポート情報を提供しているため、安心して利用できます。
今回、自宅の光回線をIIJmioとのプロバイダ契約+NTTフレッツの組み合わせから「IIJmioひかり」にすることで安くなるのであれば、差額でモバイルサービスのギガ数を増やせるのではないかと考え検討してみました。
「IIJmioひかり」は一般的な利用料金だけど…お得になる理由は?
IIJmioが提供する光回線「IIJmioひかり」は、マンションタイプは月額4,356円(税込)、戸建てタイプは同5,456円(税込)と、光ファイバーサービスとして一般的な料金で提供されています。
大きな特徴は、IIJmioモバイルサービスを契約していると自動的にセット割引「mio割」が適用されることと、高速通信が可能なIPoEオプションが無料で利用できることです。
モバイル回線&光回線が利用開始になった当日から日割り適用!
セット割引「mio割」でずっと毎月660円引き
IIJmioひかりと、IIJmioのモバイルサービス(ギガプラン、従量制プラン、データプラン ゼロなど)を同じmioIDで契約すると、セット割引「mio割」(月額660円/税込)が受けられます。割引について申し込みは不要で、モバイル回線と光回線の両方が利用開始になった当日より日割りで適用されます。
この割引額「660円」をギガプランの利用料金で考えると、eSIMプラン 4GBが660円で同額であるため、セット割引でまるまるカバーできる計算です。そのほかのSIMタイプでもセット割引を換算すると、データプラン2GBが88円、SMSプラン2GBが165円、音声プラン2GBが198円から利用できる…という考え方もできます。
2021年9月~11月末までキャッシュバック&割引!
最大30,592円お得に!
IIJmioひかりでは、さらにお得に利用できる「キャッシュバック&月額料金割引キャンペーン」(※)が、2021年9月1日から11月30日まで実施されます。
※キャンペーンの適用条件は、実施期間中に契約申し込みを行い、2022年3月31日までに利用開始すること、そしてキャッシュバック特典は特典を受ける時点でIIJmioひかりを利用中であること。
キャンペーン期間中に新規契約(新規/転用/事業者変更)すると、利用料金が毎月1,056円引き(12カ月間)に、モバイル回線とセットで利用する場合はさらに毎月660円引きのmio割も適用されて、10,000円のキャッシュバックとあわせると、最大30,592円引き(12カ月間)と大幅な割引が適用されます。
12カ月間の月額料金割引が終わった後も、モバイル回線と光回線の契約が有効である限り、mio割はずっと適用されます。
mio割と併用して適用できるキャンペーン割引の「1,056円」は、ギガプランの利用料金で換算すると、eSIMプランではほぼ8GB相当(8GBプランは1,100円)、音声付きプランではほぼ4GB相当(4GBプランは1,078円)にあたります。
さらにmio割が適用される場合は合計1,716円(12カ月間)の割引となるため、ギガプランの各SIMタイプで15GB相当をほぼカバーできる計算になります。
iPadでは、Wi-FiモデルとWi-Fi+セルラーモデルの差額が、iPad Proの場合は18,000円、それ以外のiPadでは15,500円です。10,000円のキャッシュバックやキャンペーンの月額料金割引などを考えると、Wi-Fi+セルラーモデルにアップグレードしてもおつりが出ます。
IIJmioモバイル回線を契約中なら光回線も「IIJmioひかり」にするとお得!
筆者の場合、プロバイダ利用料金が月額2,530円に光回線の利用料金が毎月6,930円、合計9,460円かかっています。
IIJmioひかり(戸建てタイプ)にすると光回線利用料金が毎月5,456円になり、キャンペーン期間中に申し込むと1,056円/月(12カ月)の割引が適用されるほか、IIJmioのモバイル回線も利用しているのでセット割引のmio割660円/月が適用され、月額3,740円になります。
キャンペーン割引の適用終了後も、モバイル回線を契約している間はmio割がずっと適用されるので、mio割のみ適用でも月額4,796円と、現在の筆者の利用料金よりほぼ半額になることがわかりました(初期費用などその他費用がかかる場合があります)。
筆者は光回線を設置済みなので新規の工事は必要なく、契約形態は新規契約(転用)にあたります。
しかし初めて光回線を契約する場合は、電柱から宅内への光ファイバーへの引き込み工事、接続装置の設置などが必要になり、工事内容に応じた初期費用や工事費が発生します。またIP電話を利用中の場合は、IIJmioひかりに乗り換えても引き続き利用可能か確認する必要があります。
そこで、IIJmioひかりに乗り換え検討中の筆者が感じている疑問や不安を、インターネットイニシアティブ MVNO事業部 コンシューマサービス部 サービス企画課の春日健人さんに色々お聞きしてみました。
IIJmioの中の人に聞いてみた!(太字は筆者によるもの)
お住まいの集合住宅に新たに光回線を引き込みする場合には、管理会社様などの了解を得る必要がある可能性があります。詳細はIIJmioひかりお申込み後に工事日を決める際に弊社窓口にご相談ください。
※お申込み~ご利用開始までの期間は目安でありお約束することはできません。ご利用環境、その他工事業者様の手配などで前後する可能性があります。
※工事日の日程については、工事の混雑状況等によりご要望に沿えない場合があります。お申込みからご利用開始まで余裕を持ったお申込みをお願い申し上げます。
お申込み内容によりレンタル機器の変更となる場合がございますが、IIJmioお申込み後にご利用開始日のご確認のために弊社窓口よりご連絡する際にお気軽にご相談ください。
高速通信が可能な「IPoEオプション」、お得な通話料のひかり電話も提供
IIJmioひかりで利用できるオプションサービスについても調べてみました。IIJmioひかりでは、安定した高速通信が可能な「IPoEオプション」が無料で利用できるほか、普通の電話と同じ使い勝手で月額料金が節約できる「IIJmioひかり電話」も提供されています。
「IPoEオプション」ってどんな仕組み?
次世代の接続方式「IPoE」は、混雑時でも高速通信が可能になるサービスです。オンライン授業やWebミーティングなど、自宅でのインターネット利用が増えている方にとって、安定した高速通信ができるのは大きなメリットです。
IPoEオプションは、すでにIIJmioひかりを契約している方でも、これから申し込む方も無料で利用できます。
IIJmioの中の人に聞いてみた!
IPoEはIPv6通信が中心ですが、IPv4 over IPv6としてDS-Lite(tarnsix)対応ルーターをご利用いただくことで、利用者がIPv4通信とIPv6通信を切り替えることを意識せずに、IPv6に非対応のWebサービスでもIPoEの高速通信をご利用いただけます。
※IIJmioひかりはベストエフォート型サービスです。通信速度についてはご利用環境、他利用者との回線混雑状況により通信速度は変化します。
※IIJmioよりレンタルしているONU及びホームゲートウェイ、無線ルーターレンタルは、「IPoEオプション」のお申込みでIPoEによるIPv6通信でのインターネット接続をご利用いただくことが可能です。IPv4 over IPv6のご利用をご希望される場合にはDS-Lite対応機器のご購入をお願いします。
転用や事業者変更などでIIJmioひかりへお乗り換えの際、お乗り換え元の事業者でIPoEサービスをご利用されている場合、現在ご利用中のIPoEサービスのご解約が完了するまでは、IIJmioひかりの「IPoEオプション」のご利用開始ができませんのでご注意ください。
いつもの固定電話と使い勝手が同じなのに通話料が安い!「IIJmioひかり電話」
光回線を使った電話サービス「IIJmioひかり電話」は、普通の電話と同じ使い勝手で月額料金が安くなるサービスで、これまで利用していた電話機や電話番号を引き続き利用できます。
一般固定電話と比べると、月額利用料は約7割節約できる月額550円、通話料は最大9割節約できる3分あたり8.8円(全国)となっています。
IIJmioの中の人に聞いてみた!
割り込み電話着信、迷惑電話ブロックなどの主要なオプションサービスはIIJmioひかりでも継続してご利用いただけます。
※IIJmioひかりで対応しているサービスはIIJmioひかりのWebサイトをご確認ください。
※IIJmioひかりのWebサイトなどに記載のないオプションサービス(フレッツテレビ等)をIIJmioひかりでご利用いただくことはできません。
050IP電話などとは異なり、東京であれば「03-XXXX-XXXX」、大阪だと「06-XXXX-XXXX」の各地域の市外局番のある電話番号が契約者に割り当てられます。
まとめ
IIJmioモバイルサービスギガプランを利用中の筆者が、IIJmioひかりを契約すると、モバイル回線とひかり回線のどちらも安くなるのがわかりました。
今使っている光ファイバーをIIJmioひかりに変えるだけ、ギガプランのeSIMプランならmio割660円だけでも4ギガプラン相当がずっと割り引かれる…つまり、4ギガプランが追加負担なくずっと利用できるのに相当することになります。
筆者の場合、mio割とキャンペーン割引で今よりも月額5,720円安くなりますので、これを全てIIJmioモバイルサービスギガプランeSIMプランに充当すると、20ギガプラン3回線分(1,650円 x 3回線 = 4,950円)でもお釣りがくるほど割り引かれることになります。
割引分でIIJmioモバイルサービス ギガプランを追加契約すれば、以前使っていたiPhoneに物理SIMを入れてこどもの見守りサービスに使ったり、ガラケーを利用中の両親にeSIM契約したiPhoneを渡すなど、色々な活用方法が考えられます。
IIJmioモバイルサービスギガプランとIIJmioひかりの組み合わせは、モバイル回線と固定回線を利用中のユーザーにとって是非検討したい魅力的なサービスです。
(FT729)