Apple、「Fortune 500」で売上高6位、純利益で1位に

    Apple 川崎 内覧会

    Apple 川崎 内覧会
     
    経済誌Fortuneが毎年公開する企業の売上高ランキング「Fortune 500」で、Appleは売上高で6位、純利益で1位に立っています。

    2013年から9年連続でトップ10入り

    2021年版の「Fortune 500」において、Appleは売上高で6位に入りました。1位は米流通大手のWalmartが8年連続で獲得しています。
     
    2021年のトップ10は以下のとおりです。9位にトヨタグループがランクインしています。
     
    Fortune 500 トップ10
     
    Appleの2010年からの順位は以下のとおりで、2013年から9年連続で毎年トップ10に入っています。
     

    • 2021年:6位
    • 2020年:4位
    • 2019年:3位
    • 2018年:4位
    • 2017年:3位
    • 2016年:3位
    • 2015年:5位
    • 2014年:5位
    • 2013年:6位
    • 2012年:17位
    • 2011年:35位
    • 2010年:56位

     

    利益では3位から1位にランクアップ

    Fortune 500によると、Appleの純利益は552億5,600万ドルで、昨年の3位から順位を上げ、世界で最も利益を上げている企業となりました
     
    2021年の2位はSaudi Aramco(492億8,700万ドル)、3位はソフトバンクグループ(470億5,300万ドル)でした。

    パンデミックがピンチにもチャンスにも

    Fortuneは、Appleについて以下のコメントを記しています。
     

    パンデミックは、Appleに挑戦と機会の両方をもたらした。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、Apple Storeを閉鎖し、エンジニアに在宅勤務を命じざるを得なかった。
     
    しかし、世界中のAppleの顧客の在宅勤務や自宅学習により、iPadとMacの販売は最高水準へ急上昇した。年間売上高も2,750億ドルと最高記録を更新したことで、Appleの株価は2020年に80.7%の上昇を記録した。
     
    2020年末以来Appleは、規制当局からiOSのApp Storeで巨大な権力を濫用しているのではないかと注視されている。10月には、米下院の反トラスト小委員会がAppleが独裁的な権力を濫用し、競争を阻害し消費者の料金負担が増している、とする報告書をまとめた。
     
    また、Fortniteを開発したEpic Gamesが提起した訴訟における証言は、立法機関からAppleへの圧力を強めることにつながるだろう。

     
     
    Source:Fortune (1), (2) via 9to5Mac, MacRumors
    (hato)

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