iPhone13用部品のサプライヤーが量産本格化〜iPhone12時を上回るフル稼働

iPhone13 Pro 120Hz TL

iPhone13 Pro 120Hz TL
 
台湾メディア工商時報が、iPhone13シリーズ(iPhone12sとの噂もあり)用部品のサプライヤーの受注状況が好調で、フル稼働状態で生産を行っていると報じました。

台湾のサプライヤー各社の受注が好調

工商時報によれば、iPhone13シリーズの在庫数は9,000万台〜1億台になると見積もられており、iPhone12シリーズを上回る見通しです。
 
iPhone13シリーズ用部品のサプライヤーの受注状況も好調で、2021年第4四半期(10月〜12月)後半までの受注が確定していることから、現在フル稼働状態での生産が行われています。
 
iPhone13シリーズには大量のシステム・イン・パッケージ(SiP:System-in-Package)モジュールが使用されます
 
ASE Technology(日月光投控)はWi-FiやBluetooth、超広帯域無線通信(UWB:Ultra Wide Band)、アンテナ・イン・パッケージ(AiP:Antenna in Package)、RFFEM(Radio Frequency Front End Module)などのSiPを受注しており、これが部品の平均単価上昇に大きく貢献しています。
 
また、訊芯-KYはパワーアンプ、RFコンポーネント、3Dセンシング関連部品を受注しました。
 
力成は、iPhone13用のメモリパッケージを受注しています。力成は超豐に投資しており、パワーマネージメントIC、パワー半導体、メモリなどのインラインパッケージの受注に結びついています。
 
iPhone13 package ratio

現地時間9月14日にも発表か

iPhone13シリーズ用部品の生産は順調なようで、同製品は現地時間9月14日にも発表されると噂されています。
 
 
Source:工商時報 via EMS One
Photo:Tech Limited/Twitter
(FT729)

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ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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