人気ロックバンドIron Maidenのメンバー、ようやくスマホデビュー

Iron Maden ブルースディッキンソン

Iron Maden ブルースディッキンソン
 
世界的人気バンドIron Maidenのフロントマンである、ブルース・ディッキンソン氏がついにフィーチャーフォンを捨て、スマートフォンユーザーとしてデビューしたことを明らかにしました。

Nokiaのフィーチャーフォンに固執していた

10年前ならいざ知らず、今ではスマートフォンを持っていないユーザーを探すのは至難の業です。2021年1月の調査では、モバイル端末(スマートフォン・フィーチャーフォン)所有者のうち、スマートフォンの比率は9割を超えています。しかし、残りの1割弱はフィーチャーフォンを使い続けているように、何らかの理由でスマートフォンを所有していない消費者も存在します。
 
世界的な人気を博す、英ロックバンドIron Maidenのメンバー、ブルース・ディッキンソン氏も最近までそんな一人でした。ディッキンソン氏が使い続けていたのは、かつて世界で1億台以上を売り上げたフィーチャーフォン「Nokia 3310」でした。
 
そんな彼がなぜスマートフォンに鞍替えすることになったのかと言えば、チャリティーイベント「Heavy Metal Truants」へ参加するにあたって、アプリをダウンロードしなければならなかったからだそうです。長年使い続けていたNokia 3310では、アプリがインストールできませんでした。

「俺の人生、最悪になるってことよ」

ディッキンソン氏は出演したラジオで「俺のスマートフォンを見たら、きっと笑うだろう」と冗談めかして話しました。
 

1年前にIron Maidenの事務所からスマートフォンを貰ったんだ。「これが君のスマートフォンだよ」ってね。SIMカードも一緒に入っていた。いいなとは思ったよ。でもしまってそのまま触ることはなかった。Truantsまではね。でも「このアプリで動きをすべて記録する必要がある」って言われてさ、ようやくSIMカードを入れたんだ。それで今、スマートフォンを持っているってわけ。要するに俺の人生、これから最悪になるってことよ。

 
どんなスマートフォンを持っているのかは明らかにしませんでした(おそらく彼自身は興味もないでしょう)。
 
ちなみに彼以外に、世界的な大富豪として知られる投資家ウォーレン・バフェット氏も、2020年にようやくフィーチャーフォンからiPhoneに乗り換えたことを明かしています。ただしバフェット氏の場合は、ティム・クック最高経営責任者(CEO)からiPhoneをプレゼントされたばかりか、Apple株を莫大に所有していながら、フィーチャーフォンにこだわり続けていたというのですから驚きです。
 
 
Source:Digital Camera World
Photo:YouTube-Planet Rock,モバイル社会研究所
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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