WhatsApp、ストーリー機能でプライバシー保護について強調
Facebookが所有するメーセージアプリWhatsAppは、Instagramのストーリーにあたる「ステータス」機能を使って、ユーザーにチャットのプライバシーが保護されることを強調している、と報じられています。
WhatsAppは個人的なメーセージ内容を読めないと主張
WhatsAppのストーリーを介したプライバシー保護についての強調について、同社の広報担当者は以下のようにコメントしています。
当社の最近のアップデートに関して、多くの誤情報と混乱が拡がっていますが、どのようにWhatsAppがユーザーのプライバシーとセキュリティを守っているかを知ってもらいたいと思っています。
WhatsAppが発信したステータスの内容は次のとおりです。
当社が行っていることの中で決して新しくないこと、そのひとつはあなたのプライバシーの保護です。
エンドーツーエンド暗号化のため、WhatsAppはあなたの個人的な会話を読むことはできません。
大量のユーザー離れが起こっているWhatsApp
WhatsAppの今回のステータスアップデートは、1月になって拡散した誤解の払拭作業の一環と見ることができます。
WhatsAppが当初2月に予定していたプライバシー方針の更新は、WhatsAppを利用する事業者とそのユーザーに関するもので、一般ユーザーには直接関係ない話ですが、運営会社であるFacebookにセンシティブなデータが送られてしまうとの誤情報が拡がり、大量のユーザー離れにつながったとされています。
プライバシー性能の高さで知られる他社製アプリへの大量ユーザー移行も報告されているため、WhatsAppが正しい情報の伝達に躍起になっているのも頷けるところです。
Source:The Verge
(lexi)