M1 Mac、やはり外部ツールによるiOSアプリがインストール不可に

M1 Mac

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AppleはやはりM1搭載Macにおいて、外部ツールの利用によるiPhoneおよびiPadアプリのインストールをブロックする方針を固めたようです。

コード発見時点ではインストールできたが…

米メディア9to5Macは先日、開発者向けiOS14.4ベータ2およびmacOS Big Surベータ2において、M1搭載Macへの、Mac App Store以外からのiOSアプリのインストールをブロックするコードを見つけたと報じました。
 
その段階ではまだ、macOS Big Sur 11.2ベータ2をインストールしたM1搭載Macにおいて、iMazingやiMobie M1 App Checkerなどを利用し、Apple IDで認証後IPAファイルをダウンロード/インストールすれば、Mac App Storeで配布されていないiOSアプリでも、M1搭載Mac上で動かすことができました。

インストールを試みるとエラーメッセージが

しかしAppleは正式にサーバ側の設定を変更し、Mac App Storeで配布されている以外のiOSアプリを、M1搭載Macにインストールできないようにしたと、9to5Macが伝えています。
 
同メディアが確認したところ、現地時間1月15日現在、Mac App Storeで配布されている以外のiPhoneおよびiPadアプリは、M1搭載Macにインストールできなくなっています。
 
この変更はmacOS Big Sur 11.2ベータとパブリックベータだけでなく、現在一般公開されているmacOSの最新版であるmacOS Big Sur 11.1にも適用されます。
 
筆者もmacOS Big Sur 11.1搭載のM1 MacBook AirでiPhone用Facebookアプリのインストールを試みたところ、トップ画像のようなエラーメッセージが表示されました。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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