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半導体分析会社TechInsightsが、M1とA14 Bionicのダイ比較写真を掲載し、両チップの相違点を説明しています
M1とA14 Bionicはどちらも台湾TSMCの5nmプロセスで製造され、アーキテクチャも共通する部分が多いようですが、両チップは搭載デバイスに対して最適化されているようです。
TechInsightsによれば、高性能コアであるFirestormコアの数が、M1は4つでA14 Bionicは2つ、高効率コアであるIcestormコアの数は両チップ4つで同じ、M1のCPU1コアとGPUコアはA14 Bionicから倍増し、DDRインターフェースはA14 Bionicの2倍(8対4)になっているとのことです。
また、M1にはT2チップやその他のコントローラーも統合されているため、ダイサイズがA14 Bionicよりも37%大きくなっているようです。
搭載されているトランジスタの数はA14 Bionicが115億個、対してM1は160億個に増加しています。
TechInsightsは、A14 Bionicは冷却システムがなくバッテリー搭載量が制限されているモバイルデバイスに、M1は省電力性能がそれほど重要ではないデスクトップアプリケーション向けに最適化されていると説明しています。
Source:TechInsights (1), (2)
(FT729)
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