音楽認識アプリ「Shazam」がアップデート、Web版(ベータ)も登場
Appleは現地時間12月13日、iOS用の無料音楽認識アプリ「Shazam」のバージョン14.2を公開しました。アプリのデザインが刷新されているほか、Webページでも音楽認識が可能となっています。
デザイン変更、検索履歴へのアクセスが簡単に
アップデートされた「Shazam」アプリでは、タップして音楽を認識するためのボタンがホーム画面中央に配置され、上にスワイプすると過去にShazamで検索した曲のリストを見ることができるようになっています。
Shazamの設定メニューでは、Shazamで検索した楽曲を、Apple MusicとSpotifyのプレイリストに追加することも可能になっています。
検索のアイコンからは、世界でShazamされた楽曲のランキングが見られる「Shazamチャート」にアクセス可能です。
本稿執筆時点で日本のチャートでは、AppleのホリデーシーズンCMに出演しているティエラ・ワックの「Peppers and Onions」がトップになっています。
Webサイトでも利用可能に
Shazam.comのWebサイトでも、マイクを有効にすれば近くで流れている楽曲の曲名を認識できる機能がベータ版として提供されています。
米メディア9to5Macによると、ShazamのWebページからの音楽認識機能は、macOSとChrome OSのSafari、Chrome、Firefoxで利用可能です。
Apple Musicの利用料金5カ月無料キャンペーンも
Shazamは、2018年にAppleが買収して傘下に収めています。iOS14.2ではコントロールセンターから起動して、手軽に音楽を検索できるようになりました。
11月には月間アクティブユーザー数が2億人を突破したと伝えられています。
現在Shazamは、Apple Musicが最大5カ月間無料になるキャンペーンを2021年1月17日までの期間限定で実施しています。