Apple、音楽認識・検索アプリShazam買収を発表

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Appleは現地時間9月24日、音楽認識・検索アプリ開発のShazam買収を正式に発表しました。2017年12月に発表してから、9カ月以上かけての買収完了となりました。

昨年12月にShazam買収を発表

Appleは昨年12月11日に、音楽認識・検索サービスを提供するShazamの買収を発表しました。しかし、Shazam買収によりApple Musicの機能が強化され、音楽配信サービス市場でAppleが独占的な地位を獲得、公平な競争が阻害される可能性があるという理由で、欧州連合(EU)における行政執行機関である欧州委員会(EC)から「待った」がかかりました
 
その後欧州委員会の調査のために、買収の可否は一旦先送りされましたが、9月に入ってからようやく「競争を阻害しない」との判断が下されました

広告が表示されないShazamアプリが利用可能に

Appleによれば、ShazamアプリはApp Storeが初めて公開された当時から提供されている古株のアプリであり、Shazamのダウンロード回数は全世界で10億回を超え、毎日2,000万回以上、Shazamアプリを使用した曲の認識が行われているとのことです。
 
またAppleは今回の買収により、「近日中にすべてのユーザ向けに広告が表示されないShazamアプリケーションを提供予定」であることも明らかにしています。
 
なお買収金額については公表されていません。

 
 
Source:Apple
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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