Appleシリコン対応Parallelsの開発は順調も、仮想化マシンは動作しない

Paralles 16_03

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Mac用の仮想化ソフト、Parallels Desktop for Macを提供するParallelsが、Appleシリコン対応Parallelsの開発は順調も、現行バージョンでは仮想化マシンは動作しないと報告しています。

現行バージョンでは仮想化マシンの実行不可

Parallelsが、Appleシリコンを搭載したMacでは「Parallels Access」「Parallels Toolbox」「Parallels Clientソフトウェア」の動作確認が取れているが、現行バージョンでは仮想化マシンは実行できないと報告しています。
 
同社は既にM1チップ搭載Macに対応する新バージョンを開発中であり、進捗状況も順調なようです。AppleはWWDC 2020で、Appleシリコン搭載Macで動作する「Parallels Desktop for Macプロトタイプ」のデモを行い、Linux仮想マシンを実行していました。
 
Parallelsは、「ARM版Windows 10で、x64アプリケーションのサポートを追加する」とのMicrosoftの発表は興味深いと述べていることから、Windows仮想化マシンをM1チップ搭載Macで実行できるようにすることも視野に入れていると予想されます。

Parallels・テクニカルプレビュー・プログラムを用意

Parallelsは、開発中の新バージョンのテクニカルプレビュー・プログラムを用意しています。同プログラムに参加するには、「Parallels Desktop for Mac with Apple M1 chip」プログラムに登録し、ニュースレターを購読する必要があります。
 
 
Source:Parallels (1), (2) via iPhone in Canada
(FT729)

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