Safariの全文翻訳機能がiOS14.2で米国以外に拡大、ただし日本は未対応

iOS14 Translate 翻訳 WWDC 2020

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Appleは、iOS14.2でSafariの全文翻訳機能を一部の国・地域に拡大しました。残念ながら日本では現在利用できませんが、日本語への対応を示す情報が発見されていることから、近日中に利用可能になるとみられます。

残念ながら日本は未対応

iOS14やmacOS Big SurのSafariでは、Webページの全文翻訳機能が追加されていますが、これまでは地域設定がアメリカのユーザーしか利用できませんでした。
 
日本時間の11月6日未明に公開されたiOS14.2では、地域がブラジルやドイツのユーザーでも全文翻訳機能が利用可能になっている、と9to5Macが読者から寄せられた情報をもとに報じています。9to5Macによると、iOS14.1の時点で利用可能になっていたという読者もいるそうです。
 
iOS14.2のiPhoneで筆者が試してみたところ、地域設定が日本だと、Safariのアドレスバーにある「大小」ボタンをタップしても翻訳機能を利用することはできませんでしたが、地域設定をアメリカに変更すると翻訳が利用可能でした。
 
Safari 翻訳
 

iOS14.2ベータでは日本でも対応していた

Safariの全文翻訳機能は、日本版のiOS14.2のベータで、動作が確認されていることから、iOS14.2で利用可能になるのではないかとお伝えしていました。
 
日本語の操作説明などが発見されたことから、同様にiOS14.2で利用可能になるとの期待が高まっていた、Apple Watchの心電図(ECG)機能と同様、近いうちに実施されるアップデートでの有効化に期待したいところです。
 
 
Source:9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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