トップページ > Apple Watch > Apple Watchの心電図アプリ、日本語説明を発見!iOS14.2と同時公開か
2020年10月28日 07時00分

読了まで 448

Apple Watchの心電図アプリ、日本語説明を発見!iOS14.2と同時公開か

Apple Watch ECG 心電図


 
iOS14.2の公開と同時に、日本でも利用可能になると期待されているApple Watchの心電図(ECG)アプリの日本語版説明文を、iOSアプリ開発者が発見し、公開しました。日本でも利用可能になる日が近いことを期待させます。

公開間近か!?日本語の説明画像に続き、説明文も発見

Apple Watchの心電図機能は、Apple Watch Series 4から利用可能になりましたが、日本では医療機器としての承認が取得できていないため、利用できない状態が続いています。
 
しかし、2020年9月に「心電図」アプリが医療機器としての承認を取得したことから、日本でも利用可能になる日が近いと期待されています。
 
先日、iOS14.2のベータから「心電図」アプリの使い方を紹介する画像を発見したiOSアプリ開発者のApp Shack氏(@ZuwFNRuFlGZ6Ivc)が、iOS14.2ベータを解析して「心電図」アプリの日本語版の説明文を発見し、ブログに全文を公開しています。
 
「心電図」アプリの説明文の内容は、外国語で公開されている内容を日本語に翻訳したもので、日本での公開に向けた準備が進んでいることを期待させます

22歳未満の使用は意図していない

「使用上の注意」として、既知の不整脈のあるユーザーには推奨しないこと、従来の診断または治療方法を代替するものではないことなどが記されています。
 

“心電図” Appは、Apple Watchで使用する、ソフトウェア単体のモバイル・メディカル・アプリケーションです。第1誘導に相当する1チャンネルの心電図(ECG)を作成、記録、保存、転送、および表示します。“心電図” Appは、分類可能な波形に基づき、心房細動(AFib)が存在するかまたは洞調律であるかを判断します。“心電図” Appは既知の不整脈のあるユーザにはお勧めしません。
 
“心電図” Appはオーバー・ザ・カウンター(OTC)で使用します。“心電図” Appによって表示される心電図データは、情報提供のみを目的とするものです。ユーザは、資格のある医療従事者に相談することなく、このデバイスからの出力に基づいて臨床行為を解釈したり受けたりしてはなりません。この心電図の波形は心房細動(AFib)と通常の洞調律を区別するためのリズム分類を補うものであり、従来の診断または治療方法に替わるものではありません。

 
また、「22歳未満の方による使用を意図していません」との記載もあります。

記録には30秒

「心電図」アプリを使った心電図の記録方法として、以下の手順が記されています。
 

  • “設定”>“一般”>“ウォッチの向き”で選択した側の手首にApple Watchをぴったりと装着します。
  • Apple Watchで“心電図” Appを開きます。
  • 両腕を机または膝の上に置き、Digital Crownに指を当てます。セッション中にDigital Crownを押さえる必要はありません。
  • 記録には30秒かかります。

 

結果表示は4種類

心電図の読み取りが正常に完了すると、以下の4種類のいずれかの分類が表示されます。
 

  • 洞調律: 洞調律という結果は、心臓が50~100BPMの一定のパターンで拍動していることを意味します。
  •  

  • 心房細動: 心房細動という結果は、心臓が50~120BPMの不規則なパターンで拍動していることを意味します。
  •  

  • 判定不能: 判定不能という結果は、記録を分類できないことを意味します。これは、記録中に両腕を机の上に置いていなかったり、Apple Watchを緩く装着していたりといったさまざまな理由で生じます。まれに、生理条件によって記録の作成に十分な信号を生成できない方もいらっしゃいます。
  •  

  • 低心拍数/高心拍数: 心拍数が50BPMを下回るか120BPMを上回ると、“心電図” Appの 心房細動(AFib)を確認する機能が影響を受け、記録は判定不能と見なされます。

自覚症状や不安があれば医師に相談を

結果の読み方については、以下の説明があります。
 

  • 心電図の結果に心房細動(AFib)の存在が示されても、これは所見の1つの候補にすぎません。自覚症状や不安がある場合には、医師に相談してください。緊急事態であると感じた場合には、救急車を呼んでください。
  •  

  • “洞調律”という結果は、心拍数が1分間に50~100であり、心臓が一定のパターンで拍動していることを意味します。
  •  

  • “判定不能”という結果は、アーチファクトやノイズが多くて適切な信号を取得できなかったり、“心電図” Appでは分類できない心房細動(AFib)以外の不整脈の存在が疑われたり、心拍数が100~120BPMであったりすることを意味します。まれに、生理条件によって記録の作成に十分な信号を生成できない方もいらっしゃいます。オンボーディング(使用開始ガイド)の間に“判定不能”についての詳細を知ることができます。これには、iPhoneの“ヘルスケア” Appの“心電図”領域にある説明を表示するか、“心電図” Appの“i”アイコンをタップして詳細情報を表示します。
  •  

  • 特定の薬剤の影響や、心臓から電気信号が適切に伝わらなかったことによって、低い心拍数が計測されることがあります。トップアスリートを養成するためのトレーニングも心拍数を下げます。
  •  

  • 運動、ストレス、緊張、アルコール脱水、感染症、心房細動(AFib)その他の不整脈によって、高い心拍数が計測されることがあります。

600名による臨床試験、感度98.3%で心房細動(AFib)を分類

「安全性と性能」の項目には、臨床試験での結果について記述があります。
 

“心電図” Appが心電図記録を心房細動(AFib)と洞調律に正確に分類できることは、約600名の被験者による臨床試験で広範に検査されています。 心臓専門医による12誘導心電図のリズム分類と、“心電図” Appから同時に収集した心電図のリズム分類を比較しました。その結果、“心電図” Appは、分類可能な記録のうち感度98.3%で心房細動(AFib)を分類し、特異度99.6%で洞調律を分類しました。
 
この臨床試験では、記録の12.2%が判定不能で、洞調律にも心房細動(AFib)にも分類されませんでした。判定不能な記録を解析に含めると、“心電図” Appは、洞調律である被験者の90.5%を洞調律に、心房細動(AFib)のある被験者の85.2%を心房細動(AFib)に正しく分類しました。この臨床試験結果は、管理された環境での使用によるものです。実際に“心電図” Appを使用する環境では、判定不能とみなされて分類できない記録の数が増える可能性があります。
 
また、この臨床試験では、波形の形態も検査されました。PQRST波とR波の振幅を参考資料と比較して視覚的に評価しています。この臨床試験では、有害事象は一切見られませんでした。

iOS14.2、Safariのページ全体翻訳も利用可能に

iOS14.2は、本稿執筆時点では現地時間10月20日に開発者向けベータ4、翌日21日に登録ユーザー向けパブリックベータ4がリリースされています。
 
iOS14.2では、絵文字が追加されるほか、新作の壁紙が追加されることも分かっています。
 
このほか、Safariのページ全体翻訳機能が日本でも利用可能になるとみられます。
 
「心電図」アプリ説明文の全文は、App Shack氏のブログ「ContentView」で読むことができます。
 
 
Source: ContentView
Photo:ContentView
(hato)

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる