Apple One契約時、重複するサービスの料金は自動返金される

    Apple One

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    Appleの提供するサブスクリプションサービスApple Oneの提供が開始されましたが、Apple MusicやApple Arcadeの年間契約者がApple Oneを契約した場合、重複する契約分の料金は払い戻しされます。

    年間契約の残り期間に応じて自動返金

    Apple Oneは、日本ではApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudストレージをまとめたサービスとして提供が開始されました
     
    iPhone in Canadaの読者がAppleに問い合わせたところ、Apple MusicやApple Arcadeを年間契約していて、Apple Oneと契約が重複するユーザーは、契約の残り期間に応じて自動返金が受けられる、とAppleから回答があったそうです。

    重複する契約の自動返金を確認

    筆者は現在、Apple Musicのファミリープラン、iCloudストレージの200GB、昨年iPhone11 Proの無料特典でついてきたApple TV+を利用しており、Apple TV+は先日、無料期間が2021年2月末まで延長されたところでした。
     
    iCloudストレージは10月23日に、Apple Musicは10月26日にそれぞれ月額料金を支払ったばかりでした。
     
    しかし、App Storeアプリから画面右上のアイコンから「アカウント」メニューに入り「購入履歴」を開くと、Apple Oneの料金は申し込んだ当日に課金されていることが分かります。
     
    Apple One 支払い済み
     
    iCloudストレージ、Apple Musicともに赤字で「返金済み」と表示されているのを確認できました。
     
    返金済み
     

    Apple TV+の無料トライアルは自動終了

    ただし、無料トライアル期間中のApple TV+については、Apple Oneの契約と同時にトライアル期間が終了した扱いとなっているようです。
     
    Apple TV+無料トライアルの利用規約にある「本オファーは、Apple TV+を対象とするその他の無料トライアルおよびオファーと組み合わせて利用することはできません」が適用されたと考えられます。
     
    Apple TV+無料トライアル 利用規約
     
    Apple Arcadeの無料トライアルについては利用規約に「Apple Oneと組みわせて利用することはできません」と記載されています。
     
    Apple Arcade 無料トライアル 利用規約
     
    Apple TV+やApple Arcadeの無料期間をフルに活用したい方は、App Storeアプリでアカウント情報から「サブスクリプション」に入り、残り期間を確認するとよいでしょう。
     
    なお、iCloudストレージとその他のサービスで異なるApple IDを利用している方は、アカウントの統合がうまくいかないケースがあるようなので、ご注意ください。

     
     
    Source:iPhone in Canada, Apple via iをありがとう
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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