Samsung、iPhone12の5G対応を「我々は随分前から友達」と揶揄

AppleEvent iPhone12

AppleEvent iPhone12
 
Appleの新作イベントではiPhone12シリーズが5G通信に対応することが明らかとなりましたが、5G対応スマートフォンで先行するSamsungとしては黙っていられなかったようです。

「随分前から友達なんだよ」

Apple10月13日(現地時間)に開催したイベントは、世界中の消費者の関心を集めました。新作を発表すると、Twitterのトレンドになるスマートフォンメーカーは限られています。しかし、盛り上がりを快く思わないライバルメーカーも存在します。
 
Samsung(@Samsung Mobile US)はイベントが始まるや否や、Twitterの公式アカウントで「今になってスピードにHiと声をかけている人がいる。我々は随分前から友達なんだよ。Galaxy 5Gデバイスを今すぐ手に入れよう」とツイートしました。
 


 
この意味深なコメントを理解するには、13日に行われたAppleイベントのキャッチフレーズが「Hi, Speed.」であったことに思いを馳せる必要があります。つまり「Appleは今になって(スピードの代名詞である)5Gに挨拶しているけれども、我々は2019年から5G対応スマートフォンをリリースしている」というわけです。
 
Apple 2020年10月イベント

海外ではお馴染みのマーケティング

日本で公式アカウントが同じような当てこすりを行えば“炎上”しかねませんが、米国を筆頭に海外ではライバル企業を揶揄するマーケティングは珍しくありません。
 
例えばHuaweiは昨年3月、Appleの新作イベントが自分たちの前座だと言わんばかりに「盛り上げてくれてありがとう、ティム!」とツイート、過去にもiPhone XSの外観がiPhone Xと変わらないことを受け「同じままにしてくれてありがとう」とウィットに飛んだコメントを飛ばしています。
 
Samsungも2018年には、ノッチ(切り欠き)を筆頭にiPhoneをこき下ろすキャンペーン「Ingenius」シリーズを大々的に展開しました。
 
 
Source:Twitter-Samsung Mobile US
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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