iOS14の「時計」ウィジェット、時刻表示がずれていく不具合
iOS14では、ホーム画面にウィジェットを置いてカスタマイズ可能ですが、「時計」のウィジェットを置くと、ずれた時間を表示するバグがあることが確認されました。
ホーム画面上の時計がずれていく
iOS14では、さまざまなウィジェットを追加してホーム画面をカスタマイズできるようになりました。
ウィジェットのひとつ「時計」は、シンプルなアナログ時計を表示できますが、この「時計」ウィジェットをホーム画面に設置すると、表示される時刻が徐々にずれていくバグがある、とAAPL.chが伝えています。
筆者も「時計」ウィジェットを配置したところ、設定から数時間後に実際の時刻より20分ほど遅れていることを確認しました。
「時計」アプリを開くなどの操作で修正可能
AAPL.chによると、この不具合はiOS14ベータの段階からAppleのサポートフォーラムや開発者フォーラムで指摘されていたようですが、正式版になっても修正されていないようです。
「時計」アプリを開いたり、「設定」アプリで一般>日付と時刻メニューで「自動設定」のON/OFF操作をすると正しい時刻を表示するようになります。
iOS14のウィジェットについては、Appleの開発者フォーラムで天気やバッテリー充電が表示されない不具合も報告されているとのことです。
デフォルトブラウザ変更が再起動で元に戻る不具合なども
iOS14では、注目されていた新機能のひとつ、デフォルトのブラウザやメールアプリの変更でも、iPhoneを再起動すると元に戻ってしまう不具合も確認されています。
このほか、ショートカットアプリやApp Storeアプリなどの不具合も報告されています。
Appleは、iOS14.1よりも先にiOS14.2の開発者向けベータをリリースしていますが、これらの不具合は近日中のアップデートで修正されることが期待されます。
Source:AAPL.ch
(hato)