macOS Big Sur、スクリーンショット音などのサウンドも変化

macOS Big Sur サウンド

macOS Big Sur サウンド
 
macOS Big Surは、見た目だけでなく、サウンドにも多くの変更が加えられています。macOS CatalinaとmacOS Big Surで、通知音やスクリーンショットのシャッター音などのサウンドを比較してみましょう。

起動音だけじゃない!サウンドにも数々の変化

macOS Big Surでは、メニューバーやアイコンのデザインが変更されるだけでなく、「ジャーン」というMacの起動音が復活するほか、操作に対応して鳴るサウンドエフェクトにも変化が加えられています。
 
YouTubeチャンネルPomamitiaが、macOS Big SurとmacOS Catalinaの音を聴き比べられる動画を公開しています。
 

スクリーンショットなどのシステムサウンド

まずは、システムサウンドの比較です。
 
こちらの動画では、ゴミ箱に入れる、ゴミ箱を空にする、ファイルの移動/ボリュームのマウント、スクリーンショットの4組のサウンドを聴き比べることができます。
 
いずれも、macOS Catalinaの次にmacOS Big Surのサウンドが流れます。スクリーンショットの音がだいぶ変わっています。
 

 

通知音にも変化

ユーザーの操作に応じて再生される通知音にも、変更が加えられています。
 
なお通知音は、システム環境設定>サウンド>サウンドエフェクトで変更できます。
 
通知音をこちらの動画で聴き比べると、macOS Big Surでは音色がややソフトになっています。
 

 

従来のサウンドを利用して作成

macOS Big Surで採用される新しいサウンドに、以前からのサウンドと似た印象を受ける方も多いと思います。
 
AppleはMacの新しいサウンドエフェクトについて、オリジナルのアラート音を短く切ったものが使われているので親しみを感じられる、と説明しています。
 
Apple macOS Big Sur
 
macOS Big Surは現在、開発者向けベータがリリースされており、一般ユーザー向けの正式版は秋に公開される予定です。

名前が変わらなかった「Sosumi」の誕生秘話

多くの通知音が名称も含めて変更されていますが、「Sosumi」の名前は変わっていません。
 
Sosumi
 
「Sosumi」の由来については、当時のサウンドエンジニアが、Macの起動音の誕生秘話と合わせて、当時のエピソードを語っています
 
会社名がビートルズのレコードレーベルと同じ「Apple」という理由で訴えられていたため、楽器名など音楽に関係する名称を全て変更する作業に追われている中、「so sue me(じゃ、訴えてみろよ)」という言葉をそのまま名前に採用したのが「Sosumi」で、弁護士には「これは日本語の単語で、音楽とは関係ない」と言い張ったそうです。
 
 
Source:9to5Mac, Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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