インド製iPhoneが海外へ輸出〜政府関係者が認める

iPhone XR 2019 新色イメージ iPhone Soft

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インドで製造されたiPhoneが海外へ輸出されることを、同国の政府関係者が認めました。Reutersが報じています。

現在5モデルのiPhoneがインドで生産中

Appleのサプライヤーである台湾Wistronは、2017年にベンガルールでiPhone SEの生産を開始し、2018年にはiPhone6s2019年にはiPhone7の生産をスタートしています。
 
その後インドにおいて、FoxconnがiPhone XRとiPhone XSの製造を開始したとの報道があり、現時点では前述の3モデルと合わせて5モデルのiPhoneがインド国内で製造されている模様です。

AppleはインドでのiPhone生産規模をさらに拡大

これらインド製iPhoneは、これまで国内市場でのみ販売されてきましたが、今年夏に海外、特に欧州市場へ向けて輸出されていると報じられました。しかしインド政府が海外へのインド製iPhone輸出を公式に認めるのは、今回が初めてです。
 
現地時間11月25日、インド電子情報技術大臣のラヴィ・シャンカル・プラサード氏は記者発表会において、インドで組み立てられたiPhone XRを披露しつつ、Appleは国内でのiPhone生産規模を今後さらに拡大し、インド製iPhoneは海外に輸出されると述べました。
 
さらにプラサード大臣は、インドで製造されたスマートフォンと関連部品の海外輸出額は、2019年4月〜2020年3月の会計年度において、それぞれ16億ドル(約1,744億円)に達する見通しだとも述べています。

 
 
Source:Reuters via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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