Apple Watch Series 6は耐水性と処理速度が向上〜クオ氏予測
9月にApple Watch Series 5が発売されたばかりですが、著名アナリストのミンチー・クオ氏がすでに来年モデルに関する予測を明らかにしました。
FPCに液晶ポリマーを採用か
投資家向けに配布したメモにおいて、クオ氏は2020年発売のApple Watchは現行モデルと比べ処理速度、耐水性が向上し、無線伝送の速度も高速化する、と述べています。
クオ氏はこれらの実現のために、AppleはApple Watch Series 6において、フレキシブルプリント基板(FPC)に液晶ポリマー(LCP)を採用するだろうとも予測しています。ちなみにSeries 5を含む従来モデルは、同基板の素材にポリイミドを用いています。
なおクオ氏によれば、Dongshan Precision(蘇州東山精密製造)、Avary Holding(鵬鼎)、Flexium Interconnect(淳華科技)の3社が、主にLCPの供給を担う見通しです。
Series 5とSeries 4はほぼ同じ
Apple Watch Series 5は前モデルのSeries 4と基本的にほぼ同じ構造です。Series 5は「S5」システムオンチップを搭載しており、新たにコンパスと2倍量のストレージ、常時表示ディスプレイのためのドライバーを含みますが、CPUとGPUはSeries 4が搭載するS4と同じなので、性能自体は変わりません。
そのため来年のSeries 6では大幅な性能向上が実現するというのは、むしろ当然といえるでしょう。
スキューバや水上スキーでも使用可能に?
耐水性能についてはApple Watch Series 2で初めて採り入れられ、Series 3以降のモデルは50メートルの耐水性能を持っています。Series 6でさらに耐水性能が向上するのであれば、スキューバダイビングや水上スキーなどのウォータースポーツでも使用が可能になるかも知れません。
Apple Watch Series 6については、睡眠トラッキング機能の導入、マイクロLEDディスプレイの搭載といった予測も報じられています。
Source:MacRumors
(lunatic)