iFixitがApple Watch Series 5を分解〜基本的にSeries 4と同じ?
デバイスの分解で知られるiFixitが、Apple Watch Series 5をさっそく分解しました。その結果、中身はほとんどSeries 4と変わらないことが明らかになりました。
常時表示ディスプレイが最大の特徴
先日発売となったばかりのApple Watch Series 5の最大の特徴は、腕を上げたり画面をタップしたりしなくても、文字盤がいつでも見られる、「常時表示Retinaディスプレイ」です。
また、本体にコンパスが内蔵され、高度が測定できるほか、自分の向いている方向を反映したナビゲーションが利用可能となっています。
GPS + Cellularモデルでは、iPhoneが近くになくてもApple Watchだけで緊急通報が150カ国で利用できるようにもなりましたが、実際に中身はどのように変わったのでしょうか?
肉眼で確認できる変化はほとんどなし
iFixitは、Apple Watch Series 5のディスプレイ内部を調べましたが、肉眼で確認できる変化はほとんどないことがわかりました。
有機EL(OLED)ディスプレイの下に光/近接センサの一種であるALS(ambient light sensor)が新たに埋め込まれているのは発見されましたが、常時表示ディスプレイを可能にするための新しいパーツなどは見つからなかったようです。
Series 5には、コンパスが新たに内蔵されており、バッテリー容量がSeries 4よりも1.4%だけ増えています。ストレージ容量はSeries 4の2倍の32GBへと増加していますが、GPUとCPUはSeries 4と同じであるため、実質的にはパフォーマンス上の改善はないようです。
Taptic Engine、ディスプレイ、バッテリーの接続部に若干の変化がみられたようですが、それ以外はApple Watch Series 5とSeries 4は非常に似ているとiFixitはコメントしています。
Source:iFixit via MacRumors
(lexi)