Apple、iOS12.4.3を公開。iOS13サポート外端末のセキュリティ強化

iOS12 WWDC

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Appleは、iOS13.2/iPadOS 13.2の正式版とあわせて、iOS12.4.3を公開しました。iOS13にアップデートできない端末向けのセキュリティアップデートです。

iOS13サポート対象外のデバイス向け

Appleは、iOS13.2とiPadOS 13.2の正式版を一般ユーザー向けに公開するとともに、iOS12.4.3を公開しています。
 
このバージョンは、iOS13でサポート対象外となった、iPhone6やiPhone5s、iPad Air(第1世代)、iPad mini 2、iPad mini 3、iPod touch(第6世代)などにインストール可能です。
 
iOS12でサポート対象外となっているiPhone5、iPhone5cなどのデバイスにはインストールできません。

2ファクタ認証の動作が改善との報告

AppleはiOS12.4.3をセキュリティのアップデートと説明しています。
 
iOS12.4.3をテストした米メディアAppleInsiderによると、2ファクタ認証の動作が改善している、とのことです。

iPhone4sやiPhone5ユーザーは11月3日までにアップデートを

Appleは7月に、iPhone4sやiPhone5など、2012年以前に発売されたモデル向けに「iOS9.3.6」と「iOS10.3.4」を公開し、ユーザーに11月3日までにアップデートするよう呼びかけています
 
これらのアップデートは、GPSロールオーバーと呼ばれる現象により、正しい日時が取得できなくなる問題を解決するためのものです。
 
 
Source:AppleInsider
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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