Apple、iPhone4s/5などにアップデートを公開、GPSの問題に対処

    iOS9.3.6 Cult of Mac

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    Appleは現地時間7月22日、iPhone4sやiPhone5など2012年以前のデバイス向けに、「iOS9.3.6」と「iOS10.3.4」を公開しました。GPSが原因の問題に対応するアップデートです。

    iOS9とiOS10にもアップデートを公開

    Appleは、現地時間7月22日にiOS12.4を公開していますが、同時に2012年以前に発売された一部のモデルを対象としたソフトウェアアップデート「iOS9.3.6」と「iOS10.3.4」を公開しました。
     
    Appleは今回のアップデートについて、2019年11月3日以降にGPSによる正確な位置情報と正しい日時を維持するために必須のアップデート、と説明しています。
     
    仮に、2019年11月3日以前にiOSのアップデートを行わなかった場合は、モデルによって正確な位置情報を維持できなくなるほか、iCloudとの同期やメールのフェッチなどが正常に働かなくなる可能性もある、とのことです。
     
    Apple サポート
     
    Appleが、最新版のOSでの対応を終了したデバイス向けにアップデートを公開するのは異例です。

    GPSの週数リセットに対応

    Appleによると、今回のアップデートは、2019年4月6日の「GPSロールオーバー」に対応するもので、影響が出るのは2019年11月3日以降、とのことです。
     
    GPSロールオーバーとは、GPSの運用が開始された1980年1月6日を0週とカウントし、10ビットで扱える最大値である1,024週になると0週に戻る現象のことで、前回の1999年8月21日の初めてのGPSロールオーバーでは、一部のGPS機器に影響が出ました。

    iPhone4s、初代iPad miniなどが対象

    現地時間7月22日に配信されたアップデートのバージョンと、対象となるデバイスは以下のとおりです。
     

    iOS10.3.4

    • iPhone5
    • iPad (第 4 世代) Wi-Fi + Cellular

     

    iOS9.3.6

    • iPhone4s
    • iPad mini (第 1 世代) Wi-Fi + Cellular
    • iPad2 Wi-Fi + Cellular
    • iPad (第 3 世代) Wi-Fi + Cellular

     
    なお、iPod touchや、iPadのWi-Fiモデルはこの問題を受けません。
     
     
    Source:Apple, Cult of Mac, MacRumors, みちびき(準天頂衛星システム)
    Photo:Cult of Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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