Amazon Fire TVにAppleの「TVアプリ」登場

    TVアプリ

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    Amazonが販売するスティックタイプのセットトップボックス「Fire TV」でAppleのTVアプリが使えるようになっています。ただ現時点でアプリが提供されている国は北米やヨーロッパ各国、インドであり、日本国内でFire TVのTVアプリは利用できません。

    Apple TV+開始前に

    Appleは11月1日(日本では時差の関係で11月2日)からオリジナルコンテンツを含む動画配信サービス「Apple TV+」を開始します。Appleは予告編の公開プレス向けサイトの開設などでサービス開始への期待感を盛り上げていますが、Amazonが販売するFire TV向けのアプリでも動画配信サービスを利用できるようにすることで、より多くのユーザーに配信できる態勢を整えつつあります。
     
    apple tv+
     
    なおAppleのTVアプリはFire TV Stick(第2世代)およびFire TV Stick 4Kが対象となっており、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、インドでアプリのダウンロードが可能になっています。現時点で日本は対象国に含まれていませんが、Amazonのサービスは徐々に世界各国へと拡大することが多く、日本のFire TVユーザーも将来的にAppleのTVアプリをダウンロードできるようになると思われます。

    TVアプリの利便性

    Appleは動画コンテンツを一元的に管理できるTVアプリをApple TVやiPhone、iPad向けに提供しています。TVアプリからはiTunesで購入・レンタル可能なコンテンツだけでなく、Amazon Prime VideoやHulu、Netflixなどユーザーが契約している配信サービスのコンテンツにもアクセスできます。
     
    Apple TV アプリ
     
    TVアプリは指定した動画をiTunesでレンタルするのか、購入するのか、Amazon Prime Videoなどの他の動画サービスの見放題サービスで観るのかを選べる仕組みになっています。このTVアプリがFire TVに登場したことは非常に大きな意味を持ちそうです。日本のFire TVでもTVアプリが配信されれば、多くのユーザーの利便性が向上することは確実であり、その登場に期待したいところです。
     
     
    Source:9to5Mac
    (KAZ)

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