iPhone11 Proで撮影した、美しすぎるオーロラの写真

iPhone11 Pro オーロラ写真 Zach Honig/The Points Guy

iPhone11 Pro オーロラ写真 Zach Honig/The Points Guy
 
iPhone11 Proで撮影した、美しいオーロラの写真が公開されました。iPhoneを使ったオーロラのきれいな撮り方や、iOS13標準アプリでできる画像編集の方法も公開されています。

手持ちのiPhone11 Proでここまで撮れる

iPhone11 Proでアラスカの空に輝くオーロラの写真を撮影・公開したのは、旅行情報サイトThe Points Guyのジャーナリスト、ザック・ホニグ氏です。
 
一般的に、オーロラの写真は、三脚でカメラをしっかり固定し、長時間露光で撮影する必要があります。
 
しかしホニグ氏は、iPhone11 Proを手に持って、ナイトモードで3秒間だけiPhoneを固定しただけで、美しいオーロラを撮影しています。
 
なお、ナイトモードはiPhone11シリーズの各モデルで利用可能です。
 


 

iPhone11 Proで美しいオーロラを撮る方法

ホニグ氏は、iPhone11 Proでオーロラの写真を撮影した際の手順を公開しています。
 

  1. オーロラの手前に写る、小屋、雪、木を含めた構図を決定します。
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  3. 強力な照明で、手前にある被写体を照らします。この明かりを使ってiPhoneのフォーカスをロックします。
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  5. ナイトモードが有効であることを確認します。ホニグ氏は標準の広角レンズを使ったそうです。
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  7. 可能な限り、多く撮影します。オーロラの動きは速く、数多く撮影すればきれいな写真が撮れる確率も高まります。
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  9. 数枚撮影するごとに、フォーカスや露出が適正かをチェックします。

撮影後の加工はiOS13標準の「写真」アプリだけ

写真をさらに印象的なものにするために、簡単な加工を施しています。ホニグ氏が加工に使ったのは、iOS13標準の「写真」アプリの編集機能だけだそうです。
 
左が加工前、右が加工後の写真です。
 
iPhone11 Pro オーロラ写真 Zach Honig/The Points Guy
 
ホニグ氏がオーロラの写真にお勧めする加工は、以下の8ステップです。
 

  1. 露出補正。ただし、今回の写真でホニグ氏は露出補正はしていないそうです。
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  3. ハイライトを抑えて、オーロラの細部を表現します。ホニグ氏は、ハイライトを最低(-100)まで引き下げています。
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  5. シャドウを引き上げて、写真全体の細部を引き立たせます。ホニグ氏は+18に調整しました。
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  7. 彩度を引き上げます。ホニグ氏は51に調整しました。
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  9. 暖かみを引き下げます。ホニグ氏は-13が好みだったそうです。
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  11. 色合いを調整します。ホニグ氏の写真では、94にしています。
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  13. 必要に応じて、シャープネスと精細度を引き上げます。ホニグ氏は、シャープネスと21、精細度を91に調整しています。
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  15. 垂直方向、水平方向のゆがみを補正し、木々が真っ直ぐに並ぶようにします。

 
このほか、Instagramで公開するなら、縦横比を9:16になるようにトリミングするのもおすすめです。
 
 
Source:The Points Guy via Cult of Mac
(hato)
 
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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