10.2インチiPadの分解レポート〜RAMは3GBに増量も前モデルと大差なし


 
10.2インチiPad(第7世代)の分解が行われた結果、昨年リリースされた9.7インチiPad(第6世代)から大きな変更がないことが明らかとなりました。

バッテリーやチップなどは据え置き

Apple製品の分解レポートで知られるiFixitが、先日スペシャルイベントで発表された10.2インチのiPad(第7世代)を分解しました。
 
分解の結果、10.2インチiPadに搭載されたバッテリーは、容量が8,227mAh(32.9Wh)で、昨年3月に発売された9.7インチiPad(第6世代)と同一(モデル番号A1484)であることが分かりました。つまりiPad(第5世代)から同じバッテリーが採用され続けていることになります。ただし、ディスプレイが大きくなったにもかかわらず、バッテリーの駆動時間は第6世代、第7世代ともにオーディオ再生で最大10時間と発表されています。
 
ipad 10.2インチ ifixit
 
その他の点についても、メモリー(RAM)が2GBから3GBへと増量、新たにSmart Keyboardへ対応したほかは、ほとんど第6世代の9.7インチiPadと変化がないために「10.2インチiPad(第6世代)」と、iFixitは揶揄しています(修理のしやすさも10点中2点で据え置き)。搭載されているチップもA10 Fusionのままです。

iPadOSを採用

Appleは10.2インチiPadについて、9月25日より出荷開始、店舗での発売が「今週後半(一部地域では9月30日より前の可能性も)」になると発表しています。
 
また、iOSではなくiPad独自のOS「iPadOS」を搭載しています。24日にリリースされた正式版では、マルチタスキング機能の強化に加え、USBドライブやマウスへの対応などが盛り込まれています。
 
 
Source:iFixit
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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