Amazon役員、AirPodsを着用しつつ自社のワイヤレスイヤホンを解説

Amazonは先日、Alexa対応の完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds」を含む一連の新製品をスペシャルイベントで発表しました。そのあとのインタビューで、Amazonの役員がEcho Budsではなく競合するAppleのAirPodsを着用していたとして、話題になっています。
右耳にAirPodsを着用
Amazonのデバイスおよびサービス部門の上級副社長を務めるデイビッド・リンプ氏は、Alexa対応の新製品を大量に発表したイベントのあと、米Bloombergのインタビューに登場、新製品について解説しました。
ところがリンプ氏が右耳に着用していたのは新しいAmazonのEcho Budsではなく、AppleのAirPodsでした。このことに最初に気づき、Twitterに投稿したのはBuzz Feed Newsのジョン・パッチュカウスキ氏です。
think you grabbed the wrong earbud there, dave pic.twitter.com/AgZJQagSte
— John Paczkowski (@JohnPaczkowski) September 25, 2019
これまでにもあった!Apple製品でライバル製品を宣伝
ライバル企業がApple製品(主にiPhone)を使って自社製品を宣伝してしまうというハプニングは、これまでにも何度か起きています。2018年春には、当時Huaweiのブランド大使を務めていた女優のガル・ガドットが、Huawei Mate 10の宣伝をiPhoneからツイート。また同年秋には当時Samsungのブランド大使だったクセニヤ・サプチャーク氏が、テレビインタビューの最中にiPhone Xを使っている様子が公共の電波で流れてしまい、Samsungから賠償金の支払いを要求されています。
また昨年大晦日には、Huaweiの公式TwitterアカウントがiPhoneから「2019年おめでとう」のツイートを投稿、関与した社員が処罰されたと報じられました。