iPhoneユーザーは裕福で将来の計画に時間かける傾向〜調査で判明

iPhone XR2 iPhone11R コンセプト Hasan Kaymak

iPhone XR2 iPhone11R コンセプト Hasan Kaymak
 
9月10日(現地時間)に登場予定のiPhone11シリーズは、2018年にリリースされたiPhone XSと価格が据え置きになると考えられています。しかし、廉価版のiPhone11でも749ドル(約80,150円:日本国内では84,800円)と、価格は決して安くありません。それにもかかわらず受け入れられるのは、iPhoneユーザーがAndroidユーザーよりも裕福であることと無関係ではないでしょう。

iPhone11の価格は据え置きの可能性大

2019年に登場するiPhoneは、廉価版に位置づけられるiPhone11が749ドル、上位版のiPhone11 Proが999ドル、iPhone11 Pro Maxが1,099ドルとなり、iPhone XSシリーズから価格が引き継がれる見込みです(下記はすべて日本国内の想定価格)。
 

  • iPhone11:84,800円
  • iPhone11 Pro:112,800円
  • iPhone11 Pro Max:124,800円

 
決して安くない価格にもかかわらず、iPhoneの売上はAndroid端末よりも好調です。2019年上半期(1月〜6月)に最も多く売れたスマートフォンのランキングでは、並みいるAndroid端末を抑えてiPhone XRがトップの座に輝きました。支持される理由は様々に考えられますが、比較的裕福な層のハートをiPhoneがしっかりと掴んでいるから、というのは関係していそうです。

将来の計画に多くの時間を割く

Personal Capitalが200万人の登録ユーザーを対象として行った調査では、Appleユーザー(iPhoneユーザー)がAndroidユーザーと異なる性質を持っていることが明らかになりました。
 

  • AppleユーザーはAndroidユーザーよりも多くの現金を有している:Appleユーザーの銀行口座には平均して56,000ドル(約600万円:Androidユーザーよりも21%多い)あり、投資口座には54,000ドル(約580万円:Androidユーザーよりも41%多い)ある
  • Appleユーザーは多くの借金を抱えている:Androidユーザーよりも平均して19%多い
  • Appleユーザーは将来の計画を立てるのに多くの時間を割く:興味深いことに、Androidユーザーは財務面に多くの時間を割いていた
  • Appleユーザーの住宅価格はAndroidユーザーよりも20%多い:不動産検索サイトZillowのデータに基づく

 
米国在住者10,250名を対象とした、コンサルタント企業Simon-Kucherの調査でも、全体の10%がスマートフォンの高価格帯モデルに2,000ドル(約21万円)、25%が1,800ドル(約19万円)支払う用意があると回答しています。
 
 
Source:ZDNet
Photo:Hasan Kaymak
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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