iPhone XR、2019年上半期で最も売れたスマートフォンに

2018 iPhoneXR

2018 iPhoneXR
 
2019年上半期(1月~6月)において、iPhone XRが最も売れたスマートフォンだったことが分かりました。

iPhone XRが2位以下を圧倒

調査会社IHS Markitによると、2019年上半期でiPhone XRは2,690万台を売り上げ、同期間中で最も売れたスマートフォンの座に輝きました。内訳は第1四半期(1月~3月)が1,360万台、第2四半期(4月~6月)が1,330万台となります。2位となったSamsungのGalaxy A10が同半期で1,340万台であったことを思うと、いかにiPhone XRが圧倒的な人気を集めているかが分かります。
 
iphone xr 売上 2019年上半期 ihs markit
 
iPhone XRの価格は749ドル(78,650円:日本国内では84,800円)と、決して安くありません(同時期に発売されたiPhone XS/XS Maxと比べれば廉価版という位置づけですが)。それは2位につけるGalaxy A10の価格が8,490ルピー(約12,800円)、3位のGalaxy A50が350ドル(約36,750円)であることからも明らかです。
 
「Androidメーカーに比べ、AppleはiPhoneのラインナップが少ないため、それぞれのモデルの販売台数が(他メーカーよりも)多くなる傾向にある」とIHS Markitのアナリストは分析しますが、それだけ多くの消費者から支持されているのは事実でしょう。

iPhone XRに続くiPhone11

となれば、当然iPhone XRの後継機となるiPhone11にも期待がかかるというものです。
 
実質的には廉価版ながら、「iPhone11」とスタンダードモデルかのような名称であることからも分かるように(公式発表はまだ)、明らかにAppleは売上を牽引する主力製品としてiPhone11を推していくつもりなのでしょう。
 
実際、先日もRosenblatt証券「iPhone11の製造スピードを早くするよう、Appleがサプライヤーに大して要求した」との観測を発表しています。
 
 
Source:CNET,雷科技
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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