「iPhone11」の詳細スペック情報、中国メディアが掲載
発表が見込まれる「iPhone11」の詳細なスペック情報を、中国メディア快科技が掲載しています。今秋のiPhoneは「iPhone11」「iPhone 11 Pro」「iPhone11 Pro Max」の3モデルになり、それぞれiPhone XR、iPhone XS、iPhone XS Maxの後継モデルだと考えられています。
3モデルとも双方向ワイヤレス充電、Wi-Fi 6に対応
現地時間9月10日に開催されるスペシャルイベントでは、次期iPhoneの発表が確実視されています。
中国メディア快科技が掲載した画像には、「iPhone11」「iPhone 11 Pro」「iPhone11 Pro Max」の詳細なスペックが記載されています。
掲載された画像には、各モデルに共通した特徴として、A13プロセッサを搭載し、双方向ワイヤレス充電に対応、最新規格であるWi-Fi 6に対応するほか、3D Touchが廃止されると記されています。
また、フロントカメラは2018年モデルの700万画素から1,200万画素に変更されています。
iPhone11
「iPhone11」は、iPhone XRの後継モデルです。1,792ピクセル x 828ピクセルの6.1インチ液晶ディスプレイはiPhone XRと同じです。
背面カメラが1,200万画素のデュアルカメラに進化しています。
A13プロセッサに組み合わされるRAM容量は4GBとされており、iPhone XRの3GBから増加しています。
「iPhone11 Pro/Pro Max」が対応すると噂のあるApple Pencilに、「iPhone11」は対応しないようです。
バッテリー容量は3,110mAhと、iPhone XRの2,942mAhから約5%大型化しています。
ストレージ容量は64GB、256GB、512GBと記載されており、iPhone XRの64GB、128GB、256GBから変更されるようです。販売価格はアメリカで749ドル(日本では税別84,800円)からと、iPhone XRと同額になるとされています。
表には記載がありませんが、「iPhone11」では新色としてグリーンとラベンダーが追加されると噂されており、スペシャルイベントの招待状に使われている色は、「iPhone11」のカラーバリエーションを示しているのではないか、とも予測されています。
iPhone11 Pro
「iPhone11 Pro」は、iPhone XSの後継モデルで、2,436ピクセル x 1,125ピクセルの有機EL(OLED)ディスプレイはiPhone XSの仕様を踏襲しています。
A13プロセッサには、6GBのRAMが組み合わされます。
背面には1,200万画素のカメラを3つ搭載し、背面のガラスはくもりガラスに変更されます。
先日、Apple Pencil用ポケットのついたiPhoneケースの画像が話題となりましたが、「iPhone11 Pro」「iPhone11 Pro Max」はApple Pencilに対応する、と記されています。
バッテリー容量は3,190mAh以上とあり、具体的な数値は記載されていませんが、これが事実ならiPhone XSの2,658mAhから20%以上大型化することになります。
ストレージ容量は64GB、256GB、512GBで、iPhone XS/XS Maxのバリエーションが引き継がれる模様です。
「iPhone11 Pro」も、アメリカでの販売価格は999ドル(日本では税別112,800円)からと、iPhone XSの価格が引き継がれています。
iPhone11 Pro Max
「iPhone11 Pro Max」は、2,688ピクセル x 1,242ピクセルの6.5インチOLEDディスプレイを搭載したiPhone XS Maxの後継モデルです。
バッテリー容量は3,500mAh以上とされており、iPhone XS Maxの3,179mAhから10%以上大型化するとみられています。
「iPhone11 Pro Max」のアメリカでの販売価格は1,099ドル(日本では税別124,800円)からと、iPhone XS Maxの価格を引き継いでいます。
正確な情報はAppleの正式発表待ち
上記の情報は、GSM Arenaも指摘しているように、これまでの予測や情報を元にした内容となっており、正確な情報ではない可能性もあります。
次期iPhoneの名称、デザイン、スペックなどの正確な情報は、Appleが現地時間9月10日のスペシャルイベントで正式に発表するまで分かりません。
Appleによるスペシャルイベントの模様は、日本時間9月11日午前2時からインターネットでライブストリーミング配信され、無料で視聴することができます。
Source:快科技 via GSM Arena
Photo:Ben Geskin/Twitter
(hato)