未曾有の1億800万画素カメラ搭載スマホ、発表近づく〜複数コードネーム確認

    ISOCELL Bright HMX samsung センサー xiaomi 1億800万画素

    ISOCELL Bright HMX samsung センサー xiaomi 1億800万画素
     
    4,800万画素のスマートフォン向けカメラすら珍しい時代に、6,400万画素のRedmi Note8/8 Proを先日リリースしたXiaomiですが、1億800万画素のカメラを搭載したスマートフォンを近々リリースする準備を進めているようです。

    ハイエンドのコンデジにも迫りつつある

    1億800万画素のカメラは8月、Xiaomiが中国で開催したイベントで明らかにされました。カメラ技術で協力するSamsungのスマートフォン向け「ISOCELL Bright HMX」センサーを用いています。
     
    ISOCELL Bright HMX samsung センサー xiaomi 1億800万画素
     
    6,400万画素のカメラを可能にしたSamsungの「ISOCELL Bright GW1」センサーですら1/1.7型(7.6 x 5.7mm,iPhone XS/XS Maxは1/2.5型:5.7 x 4.3mm)と大型でしたが、Bright HMXは1/1.33型とミッドレンジ〜ハイエンドのコンパクトデジカメ(コンデジ)に匹敵するサイズです。しかも高い画素数が苦手とする暗所(1つずつの素子が小さいので集光しにくい)では、4つの素子を1つにまとめて2,700万画素で撮影するTetracell技術によって欠点をカバーしています。

    Mi Mix 4には採用されない?

    そんな最先端のセンサーを搭載するXiaomiの端末は、現時点で4つのモデルが想定されているようです。XiaomiのOSであるMIUIのGalleryアプリ(iPhoneの「写真」に相当)で、1億800万画素をフル解像度でサポートするモデルが4つ(tucana、draco、umi、cmi)だったことから判明しました。いずれもコードネームであることや、1億800万画素をフル解像度でサポートするからといってカメラも同等の画素数を採用することにはならないため、詳しくはXiaomiからの続報を待つ必要があります。
     
    少なくともXiaomiの次期フラッグシップモデル「Mi Mix 4」に1億800万画素のカメラが採用されるのではないか、とする見方が多くありますが、ニュースサイトXDA Developerは「我々の知っているMi Mix 4のコードネームは、今回判明した4つとは異なる」として否定的です。Xiaomiのフラッグシップモデルと言えば、Mi MixシリーズかMiシリーズですが、これらとは別のモデルが計画されているのでしょうか。
     

    dxomark 2019 スマートフォン 比較 点数

    (※DxOMarkのスマートフォン向けカメラ性能ランキング:今からiPhone11シリーズがどこにランクインするのか楽しみだ)
     
    カメラ情報専門サイトのDxOMarkでも、HuaweiやApple、Samsungと並んでXiaomi端末はカメラ性能で上位にランクインしています。若年層や女性は特にカメラ機能を重視するといった調査も出ているだけに、今後スマートフォンの売上を伸ばしていくためには、Xiaomiに限らずどのベンダーもレンズ数や画素数の増加は避けて通れない道でしょう。
     
     
    Source:XDA Developers,DxOMark
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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