Apple Card、サービス開始は8月~決算説明会で発表

    Apple Card

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    Apple独自のクレジットカード「Apple Card」について、8月のサービス開始が公式に発表されました。ティム・クック最高経営責任者(CEO)が決算説明会で明らかにしました。

    サービス開始は8月上旬か

    Appleは現地時間7月30日、2019年第2四半期の決算(4月~6月:Appleの会計年度では第3四半期)を発表しました。iPhoneの売上高が減少した一方、サービス部門は過去最高を記録しました。
     
    発表されたのは決算だけではありません。ティム・クックCEOは決算説明会の場で、Apple Cardは従業員がテストを行っている段階であり、サービス開始が8月になると公言しました。Apple Cardの概要が明らかになった3月の段階では、Appleは発行時期が「2019年夏」になると述べるに留めていました。
     
    8月のいつ頃かは不明ですが、Bloombergは先日「Apple Cardは8月上旬に提供される」と報じています。

    サービス開始当初はアメリカのみ

    サービス開始後、Apple CardはiOS12.4以降であれば、iOSの「Wallet」アプリから発行できます(対象国のみ)。他のクレジットカードと同様にApple Payに登録し、iPhoneを読み取り端末にかざせば、Apple Cardでの支払いが可能です。オンライン上でのカードとは別に、Apple Pay非対応店舗向けにチタン製の物理カードも発行されます。
     
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    また潤沢な資金を持つAppleらしく、年会費無料、2.0%の還元率(Appleからの買い物なら3.0%、物理カードなら1%)などの特典が発表されています。還元は「デイリーキャッシュ」として、決済当日にキャッシュバックとして残高に反映されます。
     
    当初のサービス対象地域はアメリカのみですが、将来的にはカナダヨーロッパ、香港などでの展開が予想されています。
     
     
    Source:MacRumors
    (kihachi)

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