リコール対象の15インチMacBook Pro、焼け焦げた画像が公開
Appleがリコールを発表した15インチMacBook Proが、実際に過熱によりダメージを受けた様子を撮影した画像が、Web上で公開されています。
充電していない状態で発火
Appleは6月20日に、2015年9月から2017年2月にかけて販売された15インチMacBook Proのリコールを発表しました。その同じ日に、フロリダ州ペンサコーラ在住のデザイナー、スティーブ・ガニエさんが自身のFacebookページで、バッテリーの過熱により発火した15インチMacBook Proの写真を公開しています。
すでに就寝していたガニエさんは、何かが破裂する音で目が覚めました。ベッドから飛び起きると、コーヒーテーブルの上に置いていたMacBook Proが燃えていて、家の中には煙と、化学物質が燃えた臭いが充満していたそうです。
ガニエさんによれば、MacBook Proは充電中ではなく、スクリーンの閉じたスリープモードの状態でした。
写真を見ると、MacBook Proの背面には焼け焦げた穴が空き、タッチパッドの手前側はすすだらけで、かなり激しく燃えたことがわかります。
米国だけで432,000台がリコール対象に
米国消費者製品安全委員会(CPSC)によると、アメリカだけで約432,000台、カナダ保健省によればカナダでは約26,000台、中国では約63,000台、経産省によれば日本では約20,000台が、リコールの対象となっています。
Source:Facebook/Steve Gagne via MacRumors
(lunatic)