英男性、Apple Watchの心電図機能に救われる〜利用可能になってわずか1週間

    Apple Watch Series 4 心電図

    Apple Watch Series 4 心電図
     
    Apple Watchが人々の命を救った話は何度も報じられていますが、Apple Watch Series 4向けの心電図機能は、さらに救命に貢献しているようです。イギリス在住の男性が、同機能のおかげで心臓に深刻な疾患があったことが判明したと報告しています。

    Apple Watchのおかげで命が助かった

    大手掲示板Redditに、ユーザーのBurton5_0(本名:フィル・ハリソン氏)が、「Apple Watchのおかげで命が助かりました」と題した、Appleへの感謝状を投稿しました。
     
    ハリソン氏はイギリス在住の30歳で、これまで特に病気になったこともなく、健康に自信を持っていました。この春も4月14日のブライトン・マラソンに向けて、順調にトレーニングを重ねていたそうです。

    心電図機能、2週間遅ければこの世にいなかった

    4月5日、その1週間前にイギリスで利用可能になったばかりの心電図機能を試してみようと思ったのも、心臓に不安があったからではなく、単なる好奇心でした。
     
    ところがApple Watch Series 4は、心房細動を検出したのです。その晩、病院に行ったところ、到底マラソンを走れるような状態ではないことが発覚、さまざまなテストを受けた結果、結局7月3日に心臓の人工弁置換手術を受けることになったそうです。
     
    ハリソン氏はコメント欄で、Apple Watch Series 4の心電図機能が利用可能になるのが2週間遅かったら、その状態のままでブライトン・マラソンに出場し、今頃この世にいなかったかも知れない、とコメントしています。
     
    心電図機能は当初アメリカでのみ利用可能でしたが、watchOS 5.2のリリース香港や欧州でも使えるようになりました。カナダでも近く利用可能となる見通しです。

     
     
    Source:Reddit via 9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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