iPadOSではSiriの表示が控え目に?Apple役員が将来の改善を約束
iPad用の新OS「iPadOS」では将来的に、Siriを呼び出した時の表示が小型化される可能性があります。ユーザーからの要望に、Appleの担当役員が改善を約束しています。
次世代OSでも、Siriは画面全体を占領したまま
Appleが先日発表したiOS13では、音量コントロール表示が画面の端に小さく表示されるよう変更されています。
しかし、Siriを呼び出すと、画面いっぱいにSiriの聞き取り中アイコンが表示されてしまう仕様は、新たに発表されたiPad用の次期OS、iPadOSでも改善されていません。
一方で、Siriが後から導入されたmacOSでは、Siriの聞き取り中ウインドウは画面の片隅に小さく表示されます。
Apple役員フェデリギ氏、ユーザーからの要望に改善を約束
そこで、Appleユーザーのジュリアーノ・ロッシ氏は、Appleのソフトウェア担当上級副社長のクレイグ・フェデリギ氏に、「iPadOSでもmacOSのように、Siriの聞き取り中表示を小さく表示してほしい」と要望するメールを出しました。
すると、フェデリギ氏から「とても貴重なフィードバックに感謝します。残念ながら、すぐに対応することはできませんが、将来、きっと検討します」との返信が届きました。
フェデリギ氏から返信が届いたことに驚いたロッシ氏は、メールのスクリーンショットをTwitterに公開しています。
Craig replied me back! ?
The mail was about my request for Siri on iPad to behave like on the Mac, without filling the entire screen.Well, maybe next year. pic.twitter.com/7xIgxDB7hf
— Juliano Rossi (@_JulianoRossi) 2019年6月9日
OSに大規模な変更が必要?時間がかかる可能性も
フェデリギ氏が、この秋に一般向け正式版が公開される次期OSでは間に合わないと述べていることから、Siriの表示を小型化するのは、OSに大規模な変更を加える必要があるとみられます。
米メディアMacRumorsは、Appleがこの正当な主張を受け止めたのは良いニュースだが、iOSの音量コントロールの小型化にもかなり時間がかかったことを例に挙げ、早期の改善に期待しすぎないほうが良いとコメントしています。
Source:iHelpBR(Google翻訳) via MacRumors
Photo:Apple
(hato)