ドコモ、Huaweiの5G基地局を先行導入との報道に「事実は全くない」と否定

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    NTTドコモは28日、一部Webメディアが27日付で「NTTドコモがHuawei(ファーウェイ)製の5G基地局を先行導入する可能性が浮上している」と報じた件に対し、「報道の内容にあるような事実は全くない」と否定するコメントを発表しました。

    「記事内容にあるような事実は全くありません」

    NTTドコモは持ち株会社のNTTと連名で、報道について「一部webメディアにおいて、NTTドコモがファーウェイの5G基地局を先行導入する可能性が浮上している旨の報道がなされましたが、記事の内容にあるような事実は全くありません」とのコメントを発表。記事内容を否定しました。
     

     
    発端は情報誌「選択」が27日付でYahoo!ニュースに配信した記事で、ドコモがHuawei製の基地局を導入する可能性が浮上したと報じていました。
     

    トランプ政権が同盟国に対し使用禁止を求めた中国の通信機器大手、ファーウェイの5G基地局をNTTドコモが先行導入する可能性が浮上している。

    日本の通信トップ企業によるファーウェイ製品導入を容認することで「中国側に善意を示す」(関係者)という政治的なシナリオに沿った動きだ。

    広がる”Huawei締め出し”の影響

    アメリカ商務省が今月16日に、Huawei関連68社を「米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止するエンティティーリスト」に加えたことによるHuawei締め出しの影響が広がっています。
     
    GoogleがHuaweiとの一部ビジネスを停止したほか、通販大手Amazonでは同社製品の直販を停止、またSDカードやWi-Fi、メモリ標準化団体から除名されたことも明らかになり、日本国内では大手キャリアの夏モデルとして発表されていたHuawei新製品が発売延期となっています。

     
     
    Source:NTTドコモ, 情報誌「選択」
    (asm)

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    この記事を書いた人

    前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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