次期iPhoneとみられる11のモデル番号、EECのデータベースに登録される

次期iPhoneのモデル番号が、ユーラシア経済連合(EEC)のデータベースに登録されたことがわかりました。今秋発売される、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの後継モデルとみられます。
11モデルのiPhoneが登録される
現地時間5月23日付けで「Appleのスマートフォン」としてEECのデータベースに登録されたモデル番号は、A2111、A2160、A2161、A2215、A2216、A2217、A2218、A2219、A2220、A2221、A2223の合計11モデルです。
米メディア9to5Macは、A2111、A2161、A2215の3モデルはiPhone XRの後継モデル、残りの8モデルはiPhone11とiPhone11 Max(あるいはiPhone XIとiPhone XI Max)ではないか、と指摘しています。
対応周波数やeSIM有無で異なるモデル番号
同じモデルのiPhoneでも、発売地域の対応周波数帯やeSIM対応の有無によって異なるモデル番号が用意されます。
日本で販売されているiPhone XSのモデル番号はA2098、iPhone XS MaxはA2102、iPhone XRはA2106です。
例えば、中国本土で販売されるiPhone XRでも、中国・香港マカオモデルはA2108、それ以外の中国本土向けモデルはA2107と、モデル番号が分けられています。
未発表のApple製品が登録されるEECデータベース
ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギスタンの5カ国で構成されるEECは、暗号化通信を行う機器の製品情報を発売前に登録することを義務付けています。
これまで、未発表のApple製品がEECのデータベースに登録された後、数週間から数カ月で発売されています。
2016年8月末には、発表を約1週間後に控えた「AirPods」の名前がEECのデータベースに掲載されたことで明らかになりました。
最近では、今年1月にEECのデータベースに登録された新型iPadとiPad miniが、3月に発売されています。
2018年4月には、EECのデータベースにiPhoneのモデル番号が登録され、当時噂になっていた「iPhone SE 2」の発売が近いのではないか、と話題になりました。
しかし、これらのモデル番号は2018年9月に発表されたiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRのものでした。
Source:9to5Mac, Apple
Photo:DigitIndia
(hato)