Google Glass 2が法人向けに発売、価格は11万円

    Google Glass Enterprise Edition 2

    Google Glass Enterprise Edition 2
     
    Googleは5月20日、メガネ型の拡張現実(AR)デバイス「Glass Enterprise Edition 2」を法人向けに発表しました。価格は999ドル(約11万円)です。

    初代Google Glassは2015年に販売終了

    Googleは、メガネ型のARウェアラブルデバイスGoogle Glassを2013年に発売していましたが、プライバシーへの懸念により、2015年初めに販売を終了していました
     
    2018年には、Google幹部が近い将来の後継モデル投入を示唆する発言をして注目を集めました。
     
    AR技術に強い関心を示すAppleも、ARゴーグル関連企業買収などの動きを見せており、近いうちにARメガネデバイスを発売するのではないかと予測されています。

    普通のメガネっぽくなったGoogle Glass

    Glass Enterprise Edition 2」は、光学メーカーSmithと共同開発した目を保護するための安全メガネと組み合わせることで、一見すると普通のメガネのようにも見えます。
     
    Google Glass Enterprise Edition 2
     
    安全メガネが不要なら、初代モデルのように細いフレームと組み合わせて使うこともできます。
     
    Google Glass Enterprise Edition 2
     

    Qualcomm Snapdragon XR1プロセッサ搭載

    「Glass Enterprise Edition 2」は、Qualcomm Snapdragon XR1プロセッサを搭載し、Android Oreoが動作します。
     
    ディスプレイの解像度は640 x 380で、8メガピクセルのカメラを搭載、バッテリー容量は820mAhで、USB Type-C端子による高速充電が可能です。
     
    本体重量は46gで、耐水防塵性能を持ちます。
     
    Google Glass Enterprise Edition 2
     

    法人向け販売価格は約11万円

    Googleは、「Glass Enterprise Edition 2」を法人ユーザー向け製品と位置付けており、機械操作や物流、医療の現場などでの活用が期待される、と説明しています。
     
    Google Glass Enterprise Edition 2
     
    法人向けの販売価格は999ドルで、初代の1,599ドル(約17.6万円)から価格が引き下げられています。
     
    Googleは、「Glass Enterprise Edition 2」の導入を希望する法人に対し、Googleに直接、または同社の販売代理店に連絡するよう案内しています。
     
    Googleが公開した「Glass Enterprise Edition 2」のイメージ映像はこちらでご覧ください。
     

     
     
     
    Source:Google (1), (2) via MacRumors
    (hato)

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