次期AirPods、現行モデルよりも高額に?台湾メディア報道

    AirPods (第2世代) レビュー

    AirPods (第2世代) レビュー
     
    次世代のAirPodsは、2019年末までに発売され、価格は現在のモデルよりも高くなるようだ、と台湾メディアDigiTimesが報じています。

    次世代AirPodsはノイズキャンセリング機能を追加?

    今年3月に発売されたAirPods(第2世代)に続くモデルについてDigiTimesは先日、ノイズキャンセリング機能を搭載して2019年末までに発売されると報じていました。
     
    また、Appleに関する精度の高い情報で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は、次期AirPodsは内部構造が見直され、複数のチップを1つにパッケージ化したシステム・イン・パッケージ(SiP)が採用される、との予測を発表しています。

    サプライヤーが現行AirPods用部品の増産を計画

    DigiTimesは現地時間5月8日、AirPodsに使われているリジッドフレキシブル基板を製造するサプライヤーUnitech Printed Circuit Boardが、2020年前半までの受注増に対応するため25%〜30%増産している、と報じています。
     
    AirPods(第3世代)がSiPを採用すれば、リジッドフレキシブル基板を搭載する必要がないことから、Appleは2020年もAirPods(第2世代)の販売を継続するのではないか、とDigiTimesは伝えています。
     
    そのため、現行のAirPods(第2世代)は同じ価格で販売が継続され、AirPods(第3世代)は、第2世代よりも高い価格がつけられる可能性があります。
     
    ただし、米メディア9to5Macはこの情報について、リジッドフレキシブル基板が使われているのはAirPodsだけではなく、Unitech Printed Circuit Boardの受注がすべてAppleからなのかも不明だ、とやや慎重に伝えています。

    売り上げが伸び続けるAirPods

    世界的にスマートフォン市場が飽和状態となる中、AirPodsやApple Watchなどのウェアラブルや、App StoreやApple Musicなどのサービス部門は、Appleにとって重要さを増しています。
     
    Appleは、先日の業績発表で、AirPodsやApple Watchが含まれる「ウェアラブル、ホームおよびアクセサリー」部門の売上高が、前年同期比30%増加した51億ドルとなり、iPadの売上高を上回ったことを発表しています。
     
    BCNの調べによると、AirPodsは完全ワイヤレスイヤホンの3月末〜4月始めの国内販売台数シェアで51.9%と、過半数を占めています。
     
     
    Source:DigiTimes, 9to5Mac
    (hato)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次