次期AirPods、今秋〜来春に発売?ノイズキャンセリング機能追加との報道も
ワイヤレスイヤホンAirPodsの次期モデルが2種類、2019年第4四半期(10月〜12月)から2020年第1四半期(1月〜3月)にかけて発売される、との予測を著名アナリストが発表しました。台湾メディアは、次期AirPodsにはノイズキャンセリング機能が追加されると報じています。
2モデルの次期AirPodsが発売予定、1つはデザインを刷新?
Apple関連情報の正確さで知られるアナリストのミンチー・クオ氏は、Appleが発売を計画しているAirPodsの次期モデルは2つある、と予測しています。
そのうち1つは現行のAirPodsから外観デザインや価格を引き継ぐ後継モデル、もう1つのモデルは形状が刷新され、価格も上昇するとのことです。
残念ながら、次期AirPodsの新機能や新デザインについて、クオ氏は言及していません。
次期AirPodsは内部構造を見直しか
クオ氏によると、AppleはAirPodsの内部構造を見直す計画で、2モデルの次期AirPodsには、どちらも複数のチップを1つにパッケージ化したシステム・イン・パッケージ(SiP)が採用される、とのことです。
SiP化により、製造時の歩留まり率(良品率)改善と、製造コスト低減の効果が期待されます。
クオ氏は、AirPodsの出荷台数は2019年には5,200万台、2020年には7,500万台に達すると予測しています。
2019年中にノイズキャンセリング機能が追加?
クオ氏の予測が発表される直前、サプライチェーンの動向に詳しい台湾メディアのDigiTimesが、AirPodsの第3世代モデルはノイズキャンセリング機能を搭載し、2019年中に発売される、と報じています。
3月に発売されたAirPods(第2世代)は、ワイヤレス充電対応に加え、H1チップ搭載によるデバイスとの接続高速化が実現していますが、目立った新機能は追加されていません。
DigiTimesによると、第3世代のAirPodsもInventecとLuxshare Precisionが製造を担当する、とのことです。
新デザインAirPods発売は今年後半以降、との複数情報
AirPodsの新デザイン採用やノイズキャンセリング機能追加が2019年後半以降になると、リーク情報で知られる人物やAppleの動向に詳しいジャーナリストが伝えています。
2月には、リーク情報で有名なスティーブ・へマーストーファー氏が「AirPodsのワイヤレス充電対応モデルは近日中に発売されるが、全くの新モデルや新色ブラックの追加は秋になる」と発言しています。
Bloombergの記者マーク・ガーマン氏は、3月にAirPods(第2世代)が発売された直後、ノイズキャンセリング対応の次期AirPodsについてTwitterで発言しています。
このAirPodsは、本来は2018年に発売予定のものだった。Appleはノイズキャンセリングや耐水性能を追加したモデルを開発中で、2019年後半に発売予定だが、2020年に延期されるかもしれない。
These AirPods were initially planned to go on sale last year. They’re also working on a future version with noise-cancellation and water resistance. Those were planned for later this year, but would now imagine that’s for 2020.
— Mark Gurman (@markgurman) 2019年3月20日