watchOS 6で、Apple Watch用App Storeが追加か
Appleが6月の世界開発者会議(WWDC 19)で発表するとみられるApple Watch向け次期OSのwatchOS 6は、Apple WatchがiPhoneから独立して使うための新機能が追加される、とBloombergが報じています。
watchOS 6で、Apple Watchの単体動作が進化
現地時間6月3日に開幕するWWDC 19での発表が見込まれるwatchOS 6で追加される新機能についてBloombergは、状況に詳しい匿名の関係者から得た情報として、以下の新機能が追加されると伝えています。
- Apple Watch専用のApp Storeが開設され、iPhoneを経由せずにApple Watchで直接、アプリを入手可能になる
- Apple Watchに「ボイスメモ」アプリが追加され、Apple Watch単体で音声の録音が可能になる
- iPhoneで利用可能な、アニ文字やミー文字のステッカーがApple Watchでも利用可能になる
- 「ブック」アプリがApple Watchでも利用可能になり、オーディオブックが聴けるようになる
- 「計算機」アプリがApple Watchにも搭載される
- ヘルスケア関係のアプリが追加される。薬を飲む時間をリマインドする「Dose」と呼ばれるアプリと、月経周期を記録する「Cycles」と呼ばれるアプリ
- Apple Watchの盤面で利用できる「コンプリケーション」が追加され、オーディオブックの再生時間や聴覚サポート機器のバッテリー残量、外部の騒音レベル測定や降水量データを記録する機能が追加される
- 新しいフェイスとして、傾斜率を色で表現する「Gradient」、数字を大きく表示する「X-Large」、クラシックな時計風の「California」、日時計風の「Solar Analog」のデザイン変更、株価や天気情報が見やすくなる「Infograph Subdial」の追加
iOS13の新機能や新型Mac Proについての情報も
Bloombergは、iOS13に追加される多くの新機能や、macOS 10.15の新機能と新型Mac Proや高性能ディスプレイについても報じています。
同メディアは、将来的に睡眠トラッキング機能が追加されると噂のあるApple Watchに対応するため、iOS13では睡眠分析機能が強化されるとも伝えています。
例年どおりなら、watchOS 6は6月に開発者向けに発表されたあと、バグ修正を重ねて9月に一般ユーザー向け正式版が公開されると見込まれています。
Source:Bloomberg
(hato)