MacBookのバタフライキーボードはそんなに悪くない?


     
    大きな非難の対象となっているMacBookバタフライキーボードですが、米メディアCNETのダン・アッカーマン氏は、最高とは言えないが最悪ではないとの独自の意見をまとめています。

    初代バタフライキーボードは確かに微妙だった

    CNETのアッカーマン氏は、これまで幾世代ものバタフライキーボードを搭載したMacBookを使用してきましたが、キーボードはそんなに悪くないと述べています。
     
    アッカーマン氏が最初に使用したバタフライキーボード搭載MacBookは2015年の12インチのMacBookです。初代バタフライキーボードは押してもあまり反応せず、跳ね返りがなかったと、確かにあまり質の高いものではなかったことを認めています。
     
    しかしながら2018年の中期に発表されたシリコン膜付きのMacBookは、バタフライキーボードの中でも最高であるとアッカーマン氏は主張しています。シリコン膜はホコリなどのゴミがキー下に入り込むのを防ぐのが目的であると一般的にいわれていますが、キーのはね返り度合いを高める効果もあると同氏は述べてます。
     
    アッカーマン氏いわく、第2世代のバタフライキーボード搭載の12インチのMacBookも全然悪くなかったとのことです。同氏は7万5,000文字の本の執筆を異なるタイプの12インチMacBookを使って行いましたが、タイピングに特に問題はなかったと結論づけています。

    確かにキーが動かなくなったこともあった

    アッカーマン氏は、MacBookのバタフライキーボードをこれまで使っていてキーが動かなくなったことがあると認めています。しかしながら、キーを何度も強く叩いたり、公式のキーボードの清掃方法に従って掃除すると問題なく再び使用できるようになったと述べています。
     
    Appleは最新型MacBookおよびMacBook Airのキーボードに問題があることを認めており、公式に謝罪もしていますが、アッカーマン氏は多くのバタフライキーボードの不備に関する苦情は裏付けに乏しいと主張しています。
     
     
    Source:CNET
    Photo:iFixit
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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