新MacBook/Mac Book Proの分解レポートが公開「修理はほぼ不可能」

    13インチMacBook Pro

    13インチMacBook Pro
     
    分解レポートでお馴染みのiFixitが、発売されたばかりのTouch Bar付き新13インチMacBook Pro12インチMacBookを分解、詳細な報告書を公開しました。

    CPU、メモリ、フラッシュメモリもハンダ付け

    新21.5インチiMacとは異なり、新13インチMacBook Pro12インチMacBookではプロセッサ、メモリ、そしてフラッシュメモリがロジックボードにハンダ付されているだけでなく、バッテリーもケースにしっかりと糊付けされていることがわかりました。
     
    またRetinaディスプレイは保護ガラスとしっかりと接着されているため、万一ディスプレイにヒビが入った場合、修理にはかなりのコストがかかる、とiFixitは指摘しています。

    Touch Bar付きモデルはディスプレイ修理がさらに困難に

    Touch Bar付きのMacBook Proは、Touch Barが追加されたことによって、ディスプレイの修理や交換がさらに難しくなっているようです。
     
    Touch IDセンサーは電源の役割も果たしており、ロジックボードのT1チップと連携しています。したがって電源スイッチが故障した場合、Appleに修理を依頼するか、ロジックボードをそっくり交換しなければなりません。
     
    iFixitは13インチMacBook Pro 2017と12インチMacBook 2017について、両モデルともに修理しやすさのスコアを最低の「1」としています(10が最も修理しやすい)。
     
     
    Source:iFixit(1),(2)
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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