スティーブ・ジョブズ氏、存命なら64歳の誕生日

2月24日(日本では時差のため2月25日)は、Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏の誕生日でした。2011年に56歳の若さで亡くなったジョブズ氏が存命なら、64歳となっていました。
業界の常識を覆し続けたジョブズ氏
1955年2月24日生まれのスティーブ・ジョブズ氏は、1976年にスティーブ・ウォズニアック氏とともにAppleを創業し、コンピュータが業務用途が中心だった時代に、個人向けコンピュータを送り出して注目を集めました。
しかし、Apple幹部らと意見が合わなかったジョブズ氏は、自らが創業したAppleを去ることとなります。
一時は倒産の危機とまで言われたAppleに復帰したジョブズ氏は、1998年のiMac、2001年のiPod、そして2007年のiPhoneと、業界の常識を覆す製品を投入し、Appleも成長を続けました。
ジョブズ氏は、2011年10月5日、すい臓がんのために56歳の若さで世を去ります。
ティム・クックCEOがメッセージ
ジョブズ氏からの信頼が厚く、後任としてAppleの舵取りを託されたティム・クック最高経営責任者(CEO)はTwitterで、本社Apple Parkの中庭にある池の動画とともに、以下のメッセージを寄せています。
スティーブのビジョンは、Apple Parkで私たちに引き継がれています。Appleの未来のイノベーションの本拠地そしてインスピレーションとして、彼が夢見たこの場所を、彼は愛したことでしょう。私たちは、彼の64歳の誕生日、そして毎日、彼のことをを想います。
Steve’s vision is reflected all around us at Apple Park. He would have loved it here, in this place he dreamed up — the home and inspiration for Apple’s future innovations. We miss him today on his 64th birthday, and every day. pic.twitter.com/yRrTiA1iyz
— Tim Cook (@tim_cook) 2019年2月24日
Stay hungry, stay foolish
ジョブズ氏は2005年、名門スタンフォード大学の卒業式のスピーチで、「Stay hungry, stay foolish(ハングリーであれ、愚かであれ)」という非常に有名な言葉を残しました。
今年は、クック氏がスタンフォード大学の卒業式でスピーチを行います。
Source:MacRumors
(hato)