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2019年2月25日 00時30分

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LTE通信速度世界23位の日本、「お昼」に最も回線が混雑する唯一の国

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モバイル通信専門の調査会社Opensignalが、世界77の国・地域の4G(LTE)通信速度の傾向を分析したレポートを公開しました。日本は、お昼に4G回線が混雑して通信速度が遅くなる、調査対象のうち唯一の国でした。

世界のモバイル通信を分析したレポート

Opensignalは、2018年1月1日から12月31日にかけて、世界の約9,407万デバイスによる通信、累計約5,857億件を収集した結果を分析したレポートを公開しました。
 
レポートでは、現在の4G回線の通信速度が、時間帯によって大きな開きがあることが指摘され、今後5Gが普及するとともに通信速度のばらつきは小さくなる、と説明されています。
 
なお、iPhoneの5G対応は2020年になると予測されており、アメリカの一部地域では2019年に5Gサービスが開始される予定です。

1日の中でも大きく変動する通信速度

4Gでのダウンロード速度を国別に見ると、最も速い通信速度を記録したのは、韓国の55.7Mbpsで、2位はスイスの55.5Mbpsです。
 
しかし、1日のうちの最も速度が落ちる時間だと、韓国は40.8Mbps、スイスは29.2Mbpsに落ち込み、スイスの方が最高速度と最低速度の差が大きくなっています。
 
日本の通信速度は、最高が38.0Mbps、最低が22.7Mbpsでした。
 
Opensignal 5G Opportunity Feb2019 Chart2
 

最高速度ランキングで日本は23位

1日のうち、4G回線でのダウンロードが最高となる速度でランキングしたのが以下のグラフです。
 
最高速度の上位5カ国は、以下のとおりです。

  1. 韓国:最高55.7Mbps/平均47.1Mbps
  2. スイス:最高55.5Mbps/平均35.7Mbps
  3. オランダ:最高54.9Mbps/平均43.1Mbps
  4. シンガポール:最高:54.7Mbps/平均45.4Mbps
  5. ノルウェー:最高:53.5Mbps/平均44.1Mbps

 
なお、日本は最高38.0Mbs/平均29.1Mbpsで、調査対象となった70の国・地域のうち、23位でした。
 
Opensignal 5G Opportunity Feb2019 Chart4
 

多くの国では夜に回線が混雑、日本だけはお昼

通信速度は、回線を多くのユーザーが利用し、大容量のデータがやり取りされると低下します。
 
下のグラフが示すとおり、1日のうち最も通信速度が遅くなる時間帯は、夕方から夜、特に午後8時〜10時頃です。
 
Opensignal 5G Opportunity Feb2019 Chart1
 
この傾向についてOpensignalは、夜になるとエンターテインメント目的での通信が多くなるためではないか、と分析しています。
 
そんな中、調査対象国・地域のうちで唯一、「昼の12時」に1日で最も通信速度が遅くなるのが、日本でした。
 
Opensignalは「日本では、お昼休みになると皆が一斉にモバイルビデオを観るのだろう」と指摘しています。
 
Opensignal 5G Opportunity Feb2019 Chart5
 

世界主要都市の通信速度、最速はソウル

世界の主要都市の4G回線でのダウンロード速度を比較したのが、以下のグラフです。
 
国別でトップに立った韓国の首都、ソウルが最高59.1Mbps/平均48.1Mbps/最低40.6Mbpsで都市別のトップに立ちました。
 
最高速度に注目すると、シドニー(56.2Mbps)、パリ(51.4Mbps)、トロント(48.9Mbps)などが高速となっていますが、パリは最高速度と最低速度の開きも大きいのが目立ちます。
 
東京は最高40.3Mbps/平均27.7Mbps、最低22.1Mbpsでした。
 
Opensignal 5G Opportunity Feb2019 Chart6
 
 
Source:Opensignal
Photo:Fancycrave.com/Pexels
(hato)

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